週記

 日記ならぬ週記である。

 Liar Gameはようやくガヤが活躍。利用するのではなくガヤが勝手に参加者を助ける展開だったが、ガヤに払うべき報酬の存在をにおわせることで今後の展開にも期待が持てるようになってきた。それにしても気になるのは、「ガヤに対する暴力」や「ガヤによる暴力」はルール上どう扱われるのかと言うこと。参加者間の暴力は禁止とされていたが、たとえばガヤが力ずくで椅子を奪って別の参加者に渡した場合などはどう解釈すればいいのやら。

 NFLではNew Englandがある意味で酷い試合を展開。第3Qで59対0ってのは無茶もいいところだ。それにしても今年のTennesseeはなぜこんなに酷い成績なのだろうか。まだ他にも全敗チームがあるから突出して目立ってはいないものの、これが昨シーズン13勝したチームだとは思えない。
 それはともかく、New Englandはこの圧勝で評価が急上昇。DVOAはいきなり4位までジャンプアップした"http://www.footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2009/week-6-dvoa-ratings"。オフェンスDVOAは34.1%でNew Orleans、Indianapolisに次ぐ全体3位、ディフェンスも-1.5%と僅かながらマイナスに(つまりリーグ平均より良く)なって全体15位に入っている。それにしてもこの試合を経てもなおパスオフェンスは全体3位というあたり、上位チームの異常さが際立っている。
 BradyはDYAR842でリーグ2位に浮上。低かったDVOAも38.9%の全体4位といきなり上がってきた。ちなみにBradyより高いのはBrees(69.2%)、Peyton Manning(49.5%)、Ryan(46.4%)の3人。とりあえずRyanは本物っぽい感じがしてきた。ただ、断言は出来ない。
 出来ない理由は、この数年私が気にしている2人のQBの成績を見てもらえば分かるだろう。1人はCincinnatiのPalmer。実質デビュー年だった2004年にDYAR430、DVOA3.9%だった彼は05年にはDYAR1509、DVOA32.5%、06年にDYAR1189、DVOA21.7%、07年にDYAR1215、DVOA20.1%と高い水準を3年間続けた。だが08年にはDYAR54、DVOA-5.0%といきなり成績が急落。今年は復調しているもののDYAR246、DVOA7.0%と全盛期からは程遠い。07年までの彼を見ていると、将来はPeytonやBradyと競り合う有力QBになると思えたものだが。
 もう一人はBulger。Bradyと同期の彼が本格デビューにこぎつけたのは2002年だが、この年の彼はDYAR611、DVOA34.6%と短い登板ながら大活躍を見せた。03年はDYAR309、DVOA-2.5%と沈んだが、04年はDYAR1005、DVOA19.7%、05年はDYAR476、DVOA13.0%、06年はDYAR1142、DVOA16.6%と、超一流とまでは言わないが立派な成績をたたき出してきた。だが07年にはDYAR-142、DVOA-16.5%と急落。08年はDYAR-259、DVOA-19.8%となり、今年は多少上向いたもののDYAR120、DVOA6.2%と一時期ほどの迫力を失っている。
 どうやらQBの中には3年程度なら高い水準で活躍できる選手はそれなりに存在するようだ。しかしもっと長期間、5年とか10年とかいった単位でやれる選手はやはり珍しいのだろう。そう考えるとPeyton Manningという選手は本当に化け物である。

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