週記

 日記ならぬ週記である。

 NFLはいよいよ6月というほとんどニュースの出てこない季節に入った。でもFootball Outsidersには時々変わった記事が載っている。今回見つけたのはサラリーキャップをどれだけ効率的に使っているかという指標"http://www.footballoutsiders.com/under-cap/2009/under-cap-2008-leaguewide-cap-efficiency"。見ると、上位には結構意外なチームが入っている。特にNew York GiantsやTampa Bay、Miamiなどは予想外だ。まあ確かに2008シーズンはそこそこ成績の良かったチームだが、そんなにキャップを上手く使っている印象はない。
 一方、Tennessee、Philadelphia、New Englandあたりは出てきても当然という感じがある。いずれも確かにキャップの使い方は上手い方だろう。どん底がDetroitで、他にKansas Cityなどが下の方に出てくるのも、いかにもだ。BaltimoreやPittsburghなどはもう少し上かと思っていたが、案外そうでもなかった。
 New EnglandではBradyが練習再開したのが話題になっていた。まあ彼も練習オタクみたいな人間だそうだから、できるとなればすぐに始めたがったのだろう。最もACL断裂からの完全復活には時間がかかると言われている。QBは他のポジションに比べれば走り回ることの少ない部署なので影響は限られていると思うが、それでもしばらくは本調子でない可能性はある。今シーズンは長い目で見た方がいいのかもしれない。

 アメフト漫画は何だか作者側も早く終わらせたがっている印象が強い。物凄くいい加減な描写で物凄く予定調和なラストを目指して進んでいる感じ。やはりもっと早くに終わらせた方が良かったのではないだろうか。
 一方のLiar Game。最初に行ったヤツが絶対に負けるというあの発言に論拠はあるのだろうか。普通に考えればない。何しろ先着2人が2人とも正常ならその時点でヨコヤグループ3人+先着2人の5人は揃って正常+4となり勝ち抜け条件を満たしてしまうのだ。先着2人が正常、つまり感染していない可能性は7/9×6/8、つまり約58%の確率で先着2人が勝利決定。「絶対に」負けなどと断言できる確率ではない。
 それでもなお「絶対」負けと断言できる根拠があるとしたら、先着で行ったメンバー以外が手を組んでヨコヤグループ+先着1人をハブるという方法か、あるいは「実はヨコヤグループに感染者がいた」というパターンくらいしか思い浮かばない。後者はあり得ないのだが、前者も「どうやって残り8人が手を組むのか」を上手く説得できない限り実現性は低そうだ。さてどうするつもりやら。

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