日記ならぬ週記である。
今週もアメフトらしき漫画の早売りネタバレあり。
その前に日本沈没の漫画について。映画もあるようだがこちらは見にいくかどうか未定。日本沈没といえば私が子供のころ、初めて小松左京の名を知るきっかけになった作品であり、またプレートテクニクスについて知るきっかけにもなった。竹内均の名も知った。もっとも当時は日本が4つのプレートの上に乗っているという知見まではなかったと思うが。
もう一つ、リメイク版日本沈没の特徴といえば女性の占める地位が随分変わったことだろうか。ヒロインがハイパーレスキュー隊員という設定を見たときは仰天したし、女性官房長官の登場にいたっては笑うしかない状態。さすがは男女雇用機会均等法後のリメイクだと感心するべきなのか、あるいは日本の男も随分弱くなったもんだと嘆くべきなのか。まあどうでもいいけど。
小松左京は好きなので彼の作品が再び脚光を浴びるのは喜ばしい。もっとも私にとって小松左京のベストは長編なら「果てしなき流れの果てに」だし短編なら「静寂の通路」だ。特に後者は生半可なホラー小説よりよほど恐ろしい話であり、なおかつ見事なSF作品である。SF作家としてはやはり日本の第一人者だと言えるだろう。
そんでアメフト漫画だが、出たよゴールデンドラゴンフライ。ここまでくると本気でsingle-wingとどこが違うのかと言いたくなるくらいだ。もっともバックス4人全員にパスを投げる機会があるsingle-wingの方がゴールデンドラゴンフライより凄いフォーメーションだとも言えるが。
まじめな話をすれば追いつかれかけたチームがどう時間をつぶすかは確かに重要な問題。そして答えのない問題でもある。積極的に点を取りに行ってターンオーバーでもしたら大事だし、かといってランプレイばかりだと3 and outで結構時間が残ってしまうケースもある。おそらくこの問題に正解はない。ただ、漫画のように残り1分で相手陣奥深くに押し込めたのであれば、かなりうまくいったと評価してもいいだろう。
で、次回はおそらくこのまま2ミニッツドライブ。サイドラインを使い時間を止めながら前進していく場面が描かれるのは確実だ。もう一つ、これに対するディフェンスが相変わらずマンカバーであることもおそらく確実。間違ってもゾーンとかプリベントが出てくることはないだろう。
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