週記

 日記ならぬ週記である。

 それにしてもこのアメフト漫画、ディフェンスといえばブリッツしかないと思い込んでいるんじゃないのか。そんなんだから描き方が単調になり、掲載順位が下がるんだ。まあ本気でそろそろ安楽死させた方がいい局面になってきたと思う。
 一方Liar Game。今週は「パンデミックゲーム」のルールが説明された。まず一読して思ったのが、プレイヤー全員が協力すれば全員が予選を簡単に突破できる、ということ。ワクチン4本以上なら予選突破であり、一方でワクチンは1人最大11本作ることが可能。最初に感染していた2人をワクチンで治療する必要を考えても、4本以上という基準は余裕で達成できるはずだ。
 もっともプレイヤーたちが実際に協力しあうかどうかというと話は別。確かに予選突破だけなら皆で仲良くできるのだが、その後には本選が待っている。全員が予選を突破するということは、それだけ本選での敵が増えることも意味するだけに、そう簡単に協力体制を築き上げることはできないだろう。協力は困難であることを前提に、戦術を考えるべきである。
 まず開始時点で感染していなかった場合。一つの極端な策として無作為に選んだ相手と接触するという手がある。自分以外の11人中、9人は感染していない。9/11の確率で正解にぶち当たることが可能なのだ。万が一感染者に当たっても、次にワクチンを持っている非感染者と接触できれば問題はないし、感染者に当たる前にワクチン生成に成功していれば、それを使って自らを治癒することも可能。このやり方をワクチンが4本たまるまで続け、その後は何もせず高みの見物をすればいい。
 もちろん、実際にはそう簡単にはいかないだろう。接触しようとする相手が合意してくれなければ、この作戦は上手くいかないのだ。特に接触回数が多くなると、それだけ感染者にぶつかる可能性が増えているため、次の接触相手が警戒することも考えられる。接触回数の多い者はそれだけ多くのワクチンを溜め込んでいる可能性も高いため、ライバルを蹴落としたい側にとってはできるだけ接触したくない相手にもなる。
 一方、最初に感染していると話は難しい。まず感染状態から脱することが必要になるが、そのためにはワクチンを持っている非感染者と接触しなければならない。ゲーム開始時には誰もワクチンを持っていないのだから、最初から積極的に接触を図ることは不可能。少なくとも誰かと1回以上接触した相手でなければ接触する意味はない。つまり最初は様子見を強いられるわけであり、そうした行動を観察している相手から感染者だと見抜かれる可能性がそれだけ増えてしまうのだ。
 もちろん感染者が最初から積極的に接触を図ることも可能。ただ、これは本人にとってはメリットはなく、周囲にとっては迷惑なだけという、実に意味のない作戦だ。現実にはヤケを起こした人間がこういう行動を採る可能性は十分にあるし、漫画でもそのような描写が出てくることが考えられるが、理屈は通らない行動だ。単に感染者を増やし、ワクチン生成の可能性を減らすだけの行動は自らにとっても不利益なのだ。
 という訳で、現時点では最初に感染者となった人間にとって随分と不利なルールのように見える。まあ漫画の展開を見るとリハーサルの段階でさらに有利不利の差が出てきそうだから、あまり気にする必要はないかもしれない。
 …にしてもメキシコで新型インフルエンザかもしれない病気が広まっている時にパンデミックゲームとは、現実はなかなかシュールだ。ちなみに世の中には「パンデミック」という名のボードゲームがあったりする("http://e8y.net/blog/2008/10/19/p262.html"参照)。

 前置きが長くなったのでNFLについては今回は省略。というかドラフト直前なので特に書くことがない。残念なのはDave LewinのQBドラフトに関する事前分析が行われないことか。

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