3月28日付のインスプルック総督の声明
男爵ラウドン少将は兵の一部とともにグルーゲンス近辺のベルガイス近くまで退却した。しかしこの件がどれほど好ましいものであるとしても、だからと言って危険が消え去った訳ではない。敵のさらなる前進に対抗するため、そしてこのようにして最も効果的なやり方で帝国軍を支援するため、国内で大量動員するべく最も喫緊で精力的な手段が必要とされている。26日付で召集がなされたあらゆる地区に対し、特に何の根拠もなく総動員令が取り消されたとの報告が広がっていると聞こえてくるため、改めて現時点をもって最も緊急の要請として可能な限り早く行軍するよう求める。
フェルディナント、ビッシンゲン伯、総督
インスプルック、3月28日
A Collection of State Papers Relative to the War Against France, Volume 8"http://books.google.com/books?id=dYfhdzYbIa0C" p177
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