日記ならぬ週記である。
Superbowlは予想通りPittsburghの勝利。予想外だったのはのこり35秒の逆転劇だったことだ。去年に続いて最終局面での逆転劇が演じられた訳であり、2年連続のこの展開はSuperbowlとしては珍しい、というか過去に例を見ないんじゃなかろうか。また2000年代に入ってから、7点差未満で決着がついたのは今回が5試合目。これまた過去には例がない現象である。昔はSuperbowlといえば大量点差がつくつまらない試合の代名詞だったのだが、もうそんな話は成立しないようだ。
個人的に今年のプレイオフは「実力の割に評価されないQB」を応援したかったのだが、そういうQBを抱えているチームが早々に消えてしまったことが残念。Arizonaの想定外の活躍はあったものの、いくら何でもシーズン9勝7敗のチームが優勝してしまっては問題であることも確かだ。それにしてもサラリーキャップでチーム力が均衡すると同時にプレイオフが「丁半博打」化しつつある点についてリーグはどう考えているんだろう。多分、景気悪化の方が気になってそれどころではないんだろうけど。
一方HC関連ではKansas Cityが(SLEEPさんご指摘の通り)ArizonaのOCだったTodd Haleyを招いた。再建モードのチームだが、彼とGMのPioliがどこまでやるのか興味深いところ。一方、Oaklandは臨時コーチだったCableを正式にHCに任命したようだ。といってもここはオーナーのDavisがいなくなるか完全に心を入れ替えない限り、いつまでも同じ問題を抱えることは確かだ。正直、新コーチの中でも最も前途多難が予想される。
なおアメフト漫画早売りは試合のシーンがなかったのでパス。
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