日記ならぬ週記である。
Football Outsiders"http://www.footballoutsiders.com/"で今度は1995年からのRBの成績が公表された。DYARで見るとランとレシーブ双方で最も優れた記録を残したのはMarshal Faulkの3443、次がPriest Holmesの2692である。ランだけに絞るならFaulkよりもHolmes、LaDainian Tomlinson、Terrel Davisの方が上なのだが、とにかくFaulkのパスレシーブが突出している。何しろ1998年から2002年まで5年連続シーズン80レシーブ以上を記録しているくらい。現代RBは単に走れるだけでは不十分なのだろう。
さてジャンプ漫画。この漫画に描かれているアメフトのシーンははっきり言って二種類しかない。
(1)ワンオンワン(しばしば物理法則を無視)
(2)既存のプレイブックの丸写し(必殺技のように見せかけるのがキモ)
最近は(2)はほとんどなく(プレイブックを調べるのが面倒なのだろう)、ほとんど(1)を繰り返す展開ばかり。もちろん今週もしかりだ。WRが途中フェイントをかけてCBを縦に抜く、というそれだけならそんなに違和感のないシーンだが、バックフィールドにいたRBが追いついて相手CBをブロックしてしまう段階で「物理法則無視」ルールが発動している。要するに「ああ、又ですか」というシーンだ。
それにしても、ここまでリアリティのないシーンを読まされて、読者は何とも思わないのだろうか。ネット上でよく(そして商業誌でもたまに)見かける「オレの考えた脳内設定だだ流し小説」とほとんど同じように見えるのだが。まあ建前「努力、友情、勝利」、実態「才能、馴れ合い、ご都合主義」なジャンプ作品の王道だと言ってしまえばそれまでだけどな。
コメント
No title
昔から巨人の星、侍ジャイアンツ、アストロ球団、キャプテン翼、テニスの王子様と物理法則とルール無視漫画はジャンプのお得意でしたし、マイナースポーツをいじり倒すのはすでに伝統のいきでは・・・
2008/08/02 URL 編集
No title
2008/08/03 URL 編集
No title
人気がプレイ内容やフォーメーションではなく個人別のキャラクターに偏った為、試合内容ではなく個人プレー対個人プレーを多く描くようになり、それで更に人気が出た為に最終的に今の形に落ち着いたのだと愚考します。
もちろん作者の知識不足の露呈や担当編集の交代などの要因も考えられますが、週刊漫画はどうしても読者の望む方向に偏って行きますので・・・・
2008/08/03 URL 編集
No title
2008/08/04 URL 編集
No title
2008/08/04 URL 編集
No title
2008/08/05 URL 編集
No title
ヤンサンの後継はどうするんだろう?とめはねは面白いんですけどね。
ヴィンランド・サガは連載始まってすぐ月刊誌に移りました、歴史モノや戦術を描こうとする団体スポーツものは月刊の方が相性いいのかもしれません。そう考えるとスラムダンクの人は化け物ですね。
2008/08/08 URL 編集
No title
2008/08/09 URL 編集