週記・ゾンビ編

 日記ならぬ週記である。

 Pro Football Prospectus 2008にはスキルポジションの選手を対象に今シーズンの成績予想一覧が載っている。たとえばTom Bradyなら4415ヤードの37TD、10int、Peyton Manningなら4359ヤード、38TD、13intといった具合だ。他にBrees(4225ヤード、30TD、19int)、McNabb(3851ヤード、29TD、12int)、Roethlisberger(3824ヤード、28TD、15int)あたりの活躍が期待されている。
 面白いのはQB一覧にFavre(4032ヤード、22TD、13int)がしっかり載っていること。「ゾンビ映画において10代の登場人物たちはいつもゾンビが死んだと思って背中を向けてしまい、その結果ゾンビどもは墓場から蘇って農具で彼らを突き刺すことになっている。我々はゾンビ映画の登場人物よりは賢いので、Favreがウィザーズ所属時のマイケル・ジョーダンの年齢を十分に越えるまで、彼に背中を見せるつもりはない」のがその理由。現状を見ている限り、確かにFootball Outsidersのスタッフは賢かったようだ。

 一方、賢さという点ではゾンビ映画の登場人物たちよりアレかもしれない描写が続く某アメフト漫画の早売りネタバレ。第4Q残り10分弱からずっとノーハドルでのオフェンスをするつもりらしいが、そんなことは滅多にないとの指摘はどう考えても間違い。古くはJim Kellyの頃からノーハドルオフェンスはよくあるオフェンス手段の一つだったし、最初のプレイからいきなりノーハドルを始めるチームもさして珍しくない。というより、第4Qのこの時点まで何の工夫もないオフェンスを行ってきたことの方がよほど問題だろう。本当にどこまで頭の悪い描写を続けるつもりなのやら。そろそろ勘弁してほしい。

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