週記

 日記ならぬ週記である。

 ジャンプ漫画は試合がなかったのでパス。NFLではFootball Outsiders"http://www.footballoutsiders.com/"のスタッフが書いたドラフトに関する記事が面白かった。それ"http://sports.espn.go.com/nfl/news/story?id=3337822"によると、スカウトコンバインで行われるいくつかの記録測定のうち、RBに関しては40ヤードダッシュが意外と大きな意味を持つそうだ。40ヤードダッシュのDPAR、キャリー数、ヤード数との相関性は-.36。40ヤードダッシュの時間が短い選手ほど、DPARもキャリー数もヤード数も高いという関係になる。
 もちろん-.36は大した水準ではない。本当に相関性が見られるというのならできれば.7くらいはほしいところ。スカウトコンバインで得られる様々な測定数値の中では最もマシ、というレベルだろう。それにこの数値は加工することでもっと相関性を高めることができる。体重を要素に取り込むのだそうだ。
 体重267ポンドのBrandon Jacobsと、200ポンド程度しかないAhmad Bradshawの40ヤード走の数値は前者が4.56、後者が4.55とほぼ同じだった。活躍したのはJacobsの方。体重が重い選手の場合には40ヤード走の時間が多少遅くてももっと評価すべきということになる。そこで記事中で紹介した計算式が(体重*200)/(40ヤード走時間の4乗)。こうすると平均値がおよそ100程度になるのだそうだ。平均を大きく上回るほどいい選手である。この修正40ヤード走とヤード数、キャリー数、DPARとの相関性は.45。生データよりも相関性は高まっている。
 他にも垂直とびはDPARとの相関性が.29ほどあるそうだが、残りのデータはあまり当てにならないとか。ちなみに修正40ヤード走の数値をドラフトの目玉の一人であるMcFaddenに当てはめると120になるそうで、これは過去のドラフト1巡の平均(112.1)より高い。彼が一巡上位で指名されても不思議ではないし、シーズンに入ってからもそれなりの活躍が期待できる、ということになる。

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