週記FA版

 ジャンプ漫画早売りネタバレの前にNFLの話題。いよいよFA市場が本格的に動き出したが、その前にベテランのカットも相次いでいる。New EnglandはColvinを、St.LouisはIsaac Bruceをいずれも解雇した。もちろん再契約のうえでチームに戻ってくる可能性もあるので移籍が決まったとまでは言い切れないが、ベテランの取り扱いについては今のNFLは物凄くドライである。皆そういうものだと割り切っているのだろう。
 で、FA戦線ではSamuelがPhiladelphiaに、PittsburghのFanicaはNew York Jetsに、Zach ThomasはDallasへ行った。またトレードではJetsがVilmaをNew Orleansにドラフト権と交換で譲り、逆にCarolinaからはKris Jenkinsを手に入れている。波乱があったのはDetroitのShaun Rogersで、当初はCincinnatiとトレードされる予定だったがサラリーキャップルールに違反するとかいう理由でこのトレードはご破算。結局RogersはClevelandに移籍し、代わりにBoddenがDetroitに行くことになったようだ。これからしばらくは選手のシャッフルが続くだろう。

 さてジャンプ漫画はいつもの通りワンオンワン。こういう場面になると余計な選手は消滅する仕組みになっているようで、ブロッカーもLBもCBも姿を見せない。RBとSの1対1だけで勝負が決まるという、実にチームスポーツとしての面白みに欠ける展開だ。一応、言い訳程度にカウンタープレイであることが描写されているが、本気で「言い訳」レベルの描写なので読んでいても盛り上がりに欠けることおびただしい。予めオープンへの速い展開でディフェンスを釣っておいたうえでのカウンターとかであればまだマシだが、連載初期にはあったそうした表現も今では完全に姿を消している。おそらくこの連載、こんな調子で最後まで行くのだろう。個人的にはもう面白いプレイは見られないものと諦めている。

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