週記

 アメフトもどきジャンプ漫画は多分早売りではないので最初からネタバレ全開。といってもプレイのシーンがほぼ皆無だったので特に言うべきこともないんだが、先行き暗雲が立ち込めているのが関西代表に関する話だ。嫌な予感はあったが、やっぱりタレントばかりを集めたチームらしい。これはつまり最後まで徹底してワンオンワンとか個人技しか描くつもりはないという作者側の宣告だろう。先刻承知のこととはいえ脱力感が募る。
 そもそも関西のチームが選手のタレント頼りというのはどうなのだろう。高校レベルではよく知らないが、大学まで行けば個々の選手の能力が高いのは関東、それに対して関西は某三日月マークのチームの監督によれば「セコセコフットボール」。位置取りを決めるのにも半歩単位で考えるというほど、格好良く言えば緻密、悪く言えばまさに「せこい」アメフトが関西の特徴だ。だから本当は関西のチームがタレントレベルは並みだが戦術で勝ち上がってきたという設定の方が現実味はある。
 だが無理だろう。この作者はもうアメフトらしい戦術を描くことをほぼ諦めていると見た方がいい。1試合に数回そういうプレイを織り交ぜれば義務は果たした、という感覚ではないだろうか。そもそも戦術を描くだけの知識もないように思える。どうやらこの作品の先行きも見えてきた。

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