波乱いくつか

 シーズン終盤を迎えたアメフトの動向について。まずNCAAの最終週はまたもやランキング上位が相次ぎ敗北した。ランキング1位のMissouriは強豪Oklahoma相手だったのである意味予想通りの敗戦だったが、それにしても38対17は負けすぎだろう。そして2位のWest Virginiaはホームでランク外のPittsburghにアップセットを食らった。この2チームはBCSチャンピオンシップへの道が閉ざされた可能性もある。
 代わってチャンピオンシップに出るのが確実だと思われるのが、今週試合のなかったOhio St.(11勝1敗)。彼らは先週も試合がなかったのだが、何もしないうちに勝手にランキングが上昇する展開に恵まれた。一度は希望が失せたと思われたチャンピオンシップにたどり着いたのだから、随分と幸運なチームである。
 問題はもう一つ。ランキング4位で同じく今週試合のなかったGeorgia(10勝2敗)よりも、それより下位にいるチームで今週勝利を得たところの方が有利だと言われているが、実はそういうチームが複数ある。1つはAPランキング14位のTennesseeを破ったLSU、さらに同12位のBoston Collegeを倒したVirginia Tech、Missouriを破ったOklahomaだって先週の9位から一気に浮上する可能性がないとは言えない。勝利したとはいえランク外のUCLAが相手だったUSCはさすがに厳しそうだが。あと、同じく試合がなかったが1敗のKansasもいる。
 唯一の全勝チームHawaiiは第4Qの逆転劇で無敗のままシーズンを終えた。これで4大ボウル出場はほぼ確定で、シュガーボウルに行くのではないかと報道されている。ただ、そうしたことが決まるのはランキングが発表されてから。ランキングを決めるのは投票プラスコンピューターの計算だ。コンピューターだけなら予想もつくが、投票も含めるとどう転ぶか分からない。ある意味、シーズンの試合そのものより面白いかもしれない。

 highschoolではニューメキシコ州のSanta Rosa Lionsが12月1日のクラス2A決勝でTexicoと対戦、これを46-7で破って優勝した"http://www.pntonline.com/articles/texico_319_enmvarsity__article.html/rosa_santa.html"。single-wingの"spinner" backであるJesus Roybal(すげー名前だ)がランで1つ、パスで2つ、さらにパントリターンで2つのTDを積み上げて圧勝した模様。これが4つめのsingle-wingチャンピオンチームになるのかもしれない。
 8人制footballでも州チャンピオンになったチームが出てきた。ワシントン州1BのチャンピオンになったAlmira/Coulee-Hartline Warriorsがそれで、Odessa相手に38-14で勝利した"http://seattlepi.nwsource.com/preps/341934_1bfinal01.html"。このチームは必ずしもsingle-wingだけをやっているのではなく、他のフォーメーションも活用しているらしい。ちなみに試合の映像はこちら"http://www.achsd.org/football/footballpage.htm"。8人制footballがどんなものか確認ができる。
 一方でプレイオフで敗北したところもいくつもある。前回紹介した中でKing William、Colonial Beach、James Monroe、Coltonあたりはシーズンエンドを迎えた模様。当たり前だが、single-wingさえ導入すれば勝てるという訳ではない。

 国内でも大学ではアップセットが生じた。日本大学が法政大学を破り(長居で行われる)甲子園ボウルへの出場切符を手に入れたのだ"http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007120200111"。優勝は実に17年ぶりらしい。今年は本当に久しぶりに赤(日大)と青(関学)の対決ということになる。一時は20点差をつけられながらも後半にそれを逆転したのだからご立派。どうやら関東も戦国時代に入りそうな感じだ。
 社会人は富士通と松下電工が決勝進出"http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007120100346"。松下電工が2年ぶり、富士通は5年ぶりの決勝進出らしい。社会人は毎年のようにチャンピオンが入れ替わるのが当たり前なので大学ほどの驚きはない。この両チームのうち松下電工は日本一になったこともあるので、今年は富士通でも応援しようか。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック