日記ならぬ週記である。
アメフト漫画早売りは試合がなかったのでパス。NFLではコミッショナーがNew Englandのスパイ行為に対するペナルティを決定した。Belichickに最大50万ドル、チームに25万ドルの罰金を課すほか、チームがプレイオフに達した場合は来年のドラフト1巡、それ以外なら2巡と3巡を取り上げるというものだ"http://www.nfl.com/news/story?id=09000d5d80251b7e&template=without-video&confirm=true"。GoodellはBelichickの出場停止も検討したそうだが、それよりはドラフト権剥奪の方が効果的と判断したという。現地では
Questionable, Belichick (camcoder)
というジョークも出ていたのだが。
なおNFLによると、Jets戦においては前半終了前にビデオを取り上げられたためビデオ撮影は試合結果に何の影響も及ぼさなかったとのこと。役にも立たないルール違反を犯した挙げ句にドラフト権を失うわけで、前にも言った通り実に愚かしい行為であった。
スパイ疑惑で他の話がかすんでしまったせいか、あまり他に面白いニュースはない。困った時にはPro Football Reference Blogという訳で、そこに載っていた面白いデータ"http://www.pro-football-reference.com/blog/wordpress/?p=374"を紹介しよう。2002-07シーズンで、何ヤードからのTDが多かったかを一覧表にしたものだ。
レッドゾーンと言われる20ヤード以内からのTDは全体の64%を占めている。各チームの成績にレッドゾーンの実績が最も大きく影響するのも当然だ。ちなみにこのうち42%は10ヤード以内。基本的にエンドゾーンまでの距離が短いTDの方が多い。
ただ、ポジション別に見るとそうとも言えないことが分かる。見ての通り、WRのTDが最も多いのは4ヤードの距離から。レッドゾーンからのTDも55%と全体に比べて比率が低い。飛び道具であるWRがこういう数値になるのは分かりやすい。
予想外だったのは、至近距離からのTDはRBよりTEの方が多いという点か。5ヤード以内のTDはTEが43%を占めているのに対し、RBは35%にとどまっている。レッドゾーン全体を見てもTEの84%に対してRBは75%。これはおそらく、RBが記録するパスレシーブTDがあるためだろう。ランだけならもっと短い距離の方が多いと思われる。
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