NFLではHall of Fame Gameが開催され、プレシーズンが始まった。今年はJetsとBrownsのゲームだったが、当然ながら双方のスターティングQBは出場せず。コーチングスタッフにとってはロースターの境界線上にいる選手を選ぶうえで重要なゲームなのだろうが、そういう部分に注目するファンはよほどマニアックな者に絞られそう。せめてドラフト上位指名のルーキーQBでも出てくれば面白そうだが、この両チームはベテランを使う予定なのでそのような事態も起きない。
というわけでプレシーズンについてはここまで。今回はOverTheCapからNick Korteのエントリーを紹介しよう。基本的に補償ドラフトのプロとでもいうポジションの人物だが、それ以外にも面白い切り口の話をちょくちょく書いている。例えば5年目オプションに関するThe Trends Of Fifth Year Options, 2011 To 2020では、5年目オプションがどのくらい行使されているか、ポジションごとやチームごと、指名順ごとの行使率などが調べられている。これを見ると行使された数が半数を割り込んだのは2020年ドラフト組が最初だったことが分かる。もっと長い時間がかかるとこの傾向がどうなっていくのか、興味深いところだ。
以上を踏まえて改めてWhich Players Could Face Negative Contract Fate In 2024?を見てみよう。ここでは2024年のNegative Contract Fateが60%以上で、また2024年に4ミリオン以上のキャッシュをチームが支払うことになっている選手計104人を並べている。例えば一番上に出てくるWhitehairの場合、2024年は5年契約の最終年で、ベースサラリーが10ミリオンを超えている。IOLはNegativeの比率がそれほど高いポジションではないが、彼と同じ立場で過去に契約を全うできたものと延長を勝ち取った者はそれぞれ1人しかいなかったという。
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