週記

 日記ならぬ週記である。

 NFLはいよいよドラフトが迫ってきたところ。逆に言えば相変わらず目新しいニュースはない。そしてアメフト漫画はGWのため休み。このままでは書くことが全くなくなってしまう、と懸念していたのだがよく考えればちょうどナポレオン漫画の新しいのが出たところなのでこの話をすることに。

 今回はヴァンデミエールのクライマックス。展開は基本的に予想の範囲内だが、釘やら散弾やらを放った場合、最前列にいる人間以外にはほとんど被害は出なかったんじゃなかろうか。砲丸ならバウンドしながら何人もの人間の脚部を破壊していくが、釘や散弾にはそのような貫通力はない。最前列にいるものが「肉の壁」になると聞いたことがあるのだが。
 またPhippsによるとこの鎮圧は漫画ほど簡単にはいかなかったようだ。戦闘中にブオナパルテは乗馬を殺され、ベリュイエールとブリュヌ(さりげなく漫画に登場していたが)の攻撃が撃退される場面もあった。それでもボナパルトはサン=ロック方面の敵を撃退し、さらにポン=ロワイヤルから来た暴徒にも大きな損害を与えたという。ちなみにカルトーが活躍したという話はどこにもない。
 要するに漫画では単純化して描かれているが実際にはもう少し複雑な経緯をたどったと見るのがいいのだろう。とはいえそんな経緯をいちいち漫画で説明しても鬱陶しいだけ。シンプルに釘をぶっ放す方がいいという判断はおそらく正しい。それでもマイナー雑誌の中でも特にマイナーな連載という位置づけに変りはないのだろうが。
 とにかくようやくこれでイタリア遠征の準備が整ったわけだ。その前にジョゼフィーヌとの結婚イベントをこなさなければならないとはいえ、いよいよナポレオンの人生も本番を迎える。

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