週記

 日記ならぬ週記である。

 アメフト漫画の早売りネタバレの前にNFLではキャンプが始まった。New Englandではいきなり練習でChad Scottが膝を負傷しカートで担ぎ出された模様。ダメじゃん。ただでさえSamuelが出てきそうにないCB陣がこれでまた一段と手薄になりかねない。一方、ドラフト1巡のMeriweatherと契約を結んだとの情報も出ており、Sの方は今のところ無事に機能しそうな感じ。過去数年を見てもCBにけが人が出た時よりSが欠落した方がパス守備の崩壊度合いが酷かったので、不幸中の幸いと見るべきかもしれない。あとStallworthがPUPリスト入り。こちらはある意味予想通りである。
 NFL全体を見渡すととにかく最大の注目と化しているのがVickの裁判。最初に彼に関するニュースを見た時にはdog fightが何かのスラングだと思ってどんな意味なのか頭を悩ませたものだが、どうやら文字通りの闘犬だったらしい。というか闘犬で逮捕されるとは、米国ってすごいな。闘牛好きのスペイン人なんかどうなるのだろう。あと日本で蜘蛛に相撲をさせている人たちなんかはあちらの法律だとどういう扱いになるのか興味深い。もっとはっきり言うと、あちらの動物愛護の動きはいささか異常な気がする。
 闘犬用の餌代などを払っていただけで逮捕されるわ法廷に呼び出されるわ、そこまでやる必要があるのかと言いたくなるほど妙な扱いだ。対象がNFLのQBではなく、ただの一般人だったらそこまでするのだろうか。日本の書類送検に当たるような処分をしてそれで終わり、というくらいが正常な対応だろう。何でもニュースになるのは有名税だとしても、この状況には違和感ありありだ。よくハリウッドのパニック物ではセックスしている人間のカップルは必ず死に、犬は必ず生き残ると茶化されているが、世の中自体がそれに似た価値観に支配されているような印象すら受ける。変だろ、どう考えても。
 ちなみにこれを機にチームのオーナーが4試合の出場停止を言い出したのは、いつまでたっても成長しないVickをいつ切り捨てようかと考えていたところで渡りに船だったから、と思えてならない。ドラフト全体1位指名QBであり、プレイスタイルからもファンに一定の人気があり、簡単には放り出せない選手でありながら、チームをsuperbowl優勝に導くにはどう見ても不適当な人材。そんな選手を切り捨てるにはまさに絶好の材料であろう。隠れて祝杯をあげていても不思議ではない。
 実際「あまりに酷いので早々に切り捨てられたRyan Leaf」よりも「中途半端に酷いためチームも諦めきれず、結局長期に渡ってチームにダメージを与えたDavid Carr」の方がより拙い選択だった、との意見もある。QBレーティングはCarrの75.5に対しVickが75.7とほとんど同じ。ランニング能力でVickの方に上乗せがあるとはいえ、本音のところで「VickもCarrと同じ」と思っているAtlantaの関係者及びファンは結構多いのではなかろうか。当人にとっては(特に無罪だった場合には)不幸な話だが、プロの世界は非情である。

 という訳でアメフト漫画だが、今週はおそらくスクリーンパス1回。今のところ、そんなに酷い描写は見当たらない。今後とも(面白いプレイまでは求めないから)是非とも真っ当なアメフトを続けていただきたい。

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