怪我ではなく
不調で引っ込められたのがNewton(2週連続)。といってもPanthersはNewtonかWalkerの2択で挑むしかなく、正直ディフェンスが神がかりなプレイを見せないことには
無理ゲー感が強まっている。そろそろプレイオフの背中が遠くなっているんだが、一方でFalconsが気がつくとFootball Teamと同じ勝率になっているのが驚き。今シーズンは完全にアウトだと思っていたのがここまで盛り返してくるとは大したもんだ。
さて、
例年と同じように、今年も4分の3が終わったところで、各QBの成績を
序盤4分の1時点と比べてみよう。まずはANY/Aのトップ5だ。
Matthew Stafford 8.18
Aaron Rodgers 7.87
Kirk Cousins 7.59
Tom Bray 7.54
Kyler Murray 7.46
序盤に見たときと同じメンツはStaffordとMurrayの2人しかおらず、残り3人は入れ替わっているというなかなか興味深い情勢だ。ちなみに序盤の上位選手のうちWilsonは7位とそれなりのポジションをキープしているが、Prescottは10位まで下がっており、Jacksonに至っては上にも述べた通りかなり冴えず、22位の5.78とリーグ平均を下回っている有様だ。代わりに顔を出してきたのはRodgers、Bradyという超ベテランと、パス成績だけはいいCousinsの3人。この時点で若手と言えるのはMurrayしかいない状態なのは、どう評価したものやら。
続いてボトム5。
Sam Darnold 4.58
Jacoby Brissett 4.41
Trevor Lawrence 4.32
Justin Fields 3.87
Zach Wilson 3.61
こちらは上位陣と違って序盤のメンツがほぼそのまま残っている。唯一Millsが外れて代わりにDarnoldが入ってきた格好だが、そのMillsは下から6番目にいるわけで、要するにあまり変わらない。相変わらずルーキーたちが残念な成績になっているほか、序盤のみ調子が良かったDarnoldが例年通りの数字になっている。まだまだプロ生活はこれからと思われているルーキーや、先発の怪我でプレイが増えたBrissettは仕方ないとして、やはりPanthersが先発待遇でDarnoldを迎えたのは間違いだったんじゃなかろうか。
ANY/Aの上位に同じ顔触れが2人しかいないというのは、実は昨シーズンと同じ。昨シーズンはCovid-19でプレシーズンがなくなるといった特殊事情があったものの、そういうのがなかった今シーズンにこの結果になったのはただの偶然か、それとも序盤の成績がQBのシーズンを占ううえで次第に当てにならなくなっているのか……。一応、下位の方があまり入れ替わっていないところを見るなら、ただの偶然と考えた方がよさそうではあるが。
続いてDAKOTAのトップ5。
Kyler Murray 0.170
Aaron Rodgers 0.166
Teddy Bridgewater 0.143
Tom Brady 0.143
Matthew Stafford 0.142
ANY/Aと違うのはBridgewaterくらい。どちらの指標でもあまり大きな違いがないことを踏まえるなら、おそらく彼らの多くは実際に今シーズンは好調なのだろう。それにしてもBradyとRodgersというHoFクラスのQBたちがいつまでたっても元気なのはお見事。同じベテランでもRoethlisbergerのパスがリーグ下位に沈んでいるのとは対照的だ。
そしてDAKOTAのボトム5。
Davis Mills 0.015
Sam Darnold 0.011
Justin Fields 0.007
Trevor Lawrence -0.006
Zach Wilson -0.025
スポンサーサイト
コメント