週記

 日記ならぬ週記である。

 まずは人の記憶は当てにならないという話について。アメフト漫画についてはライバルチームがゾーンディフェンスを使っているという設定が全く役立っていないと指摘をしており、実際ほとんどの場合にそうなのだが、一部にゾーンに関連する描写があったことに今更気付いた。きちんとWRをモーションさせて相手がゾーンを敷いているのを見抜く場面があるのだ。連載できちんと読んでいたはずなのに、すっかり記憶から零れ落ちている。やれやれ。

 とはいえ、そうしたほんの一部の例外を除いてゾーンディフェンスに関する描写がほとんどないのは確かだ。それは今週のアメフト漫画(早売りネタバレ)も同じ。いや、それどころかこの局面で「巻き」が入ってしまっている。初期の頃は試合描写にかなり省略された部分も多かったものの、最近はジャンプ漫画らしくやたらと時間のかかる描写が増えていただけに、ここでの「巻き」はある意味新鮮。逆に言えば「細かく描写する必要性に乏しい試合」になってしまっている証明かもしれない。
 別に試合経過を途中で省略しても構わないが、結局ゲーム終盤までゾーンディフェンス絡みの話を(皆無ではないが)ほとんど展開できなかったのは残念なところ。できればゾーンに見せかけたマンカバーとかその逆とかをやるシーンが見たかったし、マンカバーに見せかけるべくモーションに合わせて動いたDBが、プレイが始まったとたんにブリッツをかけるというようなトリックプレイも出てきてほしかった。このまま試合が終われば、結局いつものように個人技描写だけで終わった試合という印象が強く残ってしまいそうだ。

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