またNFLのチームは以前より機能的モビリティを見ながらQBをドラフトするようになっていると主張しており、論拠となっているのが足元4年間の機能性モビリティとドラフト順位との相関が昔より上がっていること。ただ4年分というあまり長いわけではない期間のデータから出てきた数字が単なる偶然ではないと言い切れるかどうかは不明だ。やはりもっと様子を見てからでないと判断しがたいデータである。
さらにドラフト直前にまた大型トレードがあった。SeahawksのEdge、Frank ClarkがChiefsへとトレードされたのだ"
http://www.nfl.com/news/story/0ap3000001027521/article/"。Chiefsは代わりに今年のドラフト1巡、来年の2巡(Chiefsは2巡指名権を2つ持っており、そのうち後の方)を渡し、さらに今年の3巡指名権を入れ替えるという。さらにChiefsはClarkとの間で5年105ミリオンの契約で合意したそうだ。EdgeとしてはLawrenceと並びリーグでもトップレベルのサラリーになる。
もっと明確に言語化してChiefsの対応を批判しているのがBill Barnwell"
http://www.espn.com/nfl/story/_/id/26152205/"。彼は今回のトレードについてSeahawksがB、ChiefsはD+とかなり差をつけた評価をしている。Clarkは確かにFordより少しばかりいい選手であるが、一方でオフフィールドの問題を抱えている選手であり、そして何よりやはり対価を払い過ぎ。Fordと49ersが結んだ5年85.5ミリオン程度の契約でFordを手元にとどめ、それによって失わずに済むドラフト権やキャップスペースを使ってチーム力の向上を図った方がマシではないか、というわけだ。
コメント
No title
という課題で、NEがCBを重視してる、これがトレンドになるか?という問いについて、そのチームのスケジュール強度によって、エッジかCBか、どちらが有効か変わるのかもしれない?と思いました。
要はエッジのプレッシャーが「より」有効となる条件はシンプルに2つ
①QBがプレッシャーに弱い
②LT(or RT)がショボい
相手チームがこのどちらかor両方だと、エッジラッシュが効果的だと思います。
と思い、これってざっくりと「再建中の弱いチーム」の条件に思いました。(もちろんディフェンスで勝つチームもありますが)
要はNEは、厳しいスケジュールで更にスーパーを勝つことを考えた場合、トップクラスLTとプレッシャーを跳ね返すQBに勝たなければならず、結果、エッジよりCBの方がより効率が良い、コスパが良いと踏んでいるのではないか?
故に、NEの真似をしてCBを強化しても、上手くいくとは限らない。などと考えました。
流行りのエアレイドへの対策だと、エッジかCBか、どっちなんでしょうね?
QBの耐性やWRの能力、OLの強度で変わるのでしょうか?(^-^
2019/04/27 URL 編集
No title
Edgeが有利かどうかはQBやOTの能力だけでなく、スキームと、そして何よりゲーム状況が影響します。大量リードして無理にパスを投げる必要のない相手に高額Edgeは宝の持ち腐れです。そういった点まで考えたうえでEdgeに金をつぎ込んだ方が有利な状況を作りやすいと考えているチームが今は多く、それに対して敢えて逆張りで勝利を重ねているのがPatsというのが現状ではないでしょうか。
そうではなく本当にスケジュールが影響していると主張するのであれば、具体的なデータを示していただければより説得力が増すと思います。
2019/04/28 URL 編集