というわけで、出て行く選手はどれもこれも「そんなに払って大丈夫か」と相手チームに問い質したくなる契約ばかり。もちろんサラリーをもらう各選手にはそれぞれ新天地で活躍してもらいたいところだが、特にいなくなることにショックを受けるようなメンツでもない。例年の光景といえるし、むしろこれで補償ドラフトがどうなるかの方が気になる。SolderやButlerは3巡相当との声もあり、将来の楽しみがそれだけ増える。
一方で来る方の話は少し遅れて出てきた。これまたいつもの通りで、FA第1波ではほとんど動かず、第2波で低コストな選手を集めるという流れを今年も狙っている様子が窺える。
残るFA選手たちで気になるのは、まず控えのOTであるWaddleやFlemingの動向。彼らを残してSolderの穴埋めを図るのか、Tobinなどと競争させるのか、あるいはドラフトに向かうのか、今後の動きが興味深いところだ。またSTのスターであるSlaterをどうするかも気にかかる。彼も今シーズンは33歳になるし、昨シーズンはスナップカウントもかなり減っている。そろそろ次のSTの要を作り出す時期が来ているのかもしれない。
コメント
No title
いつもブログの更新を楽しみにしてます。
統計からフットボールを説明する、というブログの方向性がとても面白いです。
例年、FAは過熱し過ぎですよね。
FAで冷静な判断が取れるところがNEの強みだと思います。
2018/03/18 URL 編集
No title
それでもまだベースボールなどに比べれば遅れていると言われても仕方ないでしょう。
FAやドラフトでアグレッシブになりすぎるのはチーム作りにとってリスクが大きいのですが、それがあまり知られている様子もありません。
AFC東の勢力図がなかなか変わらないのも、それが一因でしょう。
2018/03/19 URL 編集