週記

 日記ならぬ週記である。

 今週もアメフト漫画の早売りネタバレあり。
 まずNFLでは2006シーズンのスケジュールが発表された。昨シーズンはリーグ最弱になってしまったAFC東は、シーズン前半に地区内対決が集中。ま、そりゃそうだわな。我がNew Englandも@Miamiを除けば地区内対戦は11月前半までに終わってしまう。
 それだけではなくDenverやIndyとの試合もシーズン中盤までにおしまい。終盤に待ち構える強豪と言えそうな相手はJacksonvilleくらいだ。昨シーズンに比べて何だかやたらとスケジュールが楽に思えるだけに、前半から飛ばしていかないとまずいことになりそう。最後の4試合中3試合がアウェイというのはしんどいが、頑張ってもらうとしよう。
 プライムタイムの試合は第3週のDenver、第8週の@Minnesota、そして第9週のIndyだ。このうちMNFは@Minnesotaのみ。中継がESPNになったせいか、組み合わせもしょぼい。今や米国で最もステータスの高い試合はsunday nightになってしまったようだ。そして後半8試合は全て昼間の試合。優勝を逃せばこういうスケジュールになってしまうということだろう。

 でアメフト漫画は大方の予想通りオプションルートが登場。オプションルートというと私などはrun & shootを思い出してしまうのだが、実際のところはどうなのだろうか。一応、漫画的には身体能力で勝る相手にシステムで勝とうとしている訳であり、その点は評価できるのだが。
 ちなみに、東海辰也がこちら"http://koshienbowl.jp/05past.html"に載っている甲子園ボウルの思い出の中で、システムと身体能力に関して面白い指摘をしている。

「関西はどちらかというとシステムでやっているし、意外に自分の持ち分を離れないで役割分担がきっちりと決まっている。それをやりきるから全体のシステム読み切ってしまえば、そう怖いことない。
 でも当時の日大というのは、動物的にやっていたからね、これ予想つかないのですわ。甲子園だと、芝がいいから動きがまた速いんだ」
「要するに、こっちのスピードより向こうが上回っているからトリプルオプション出来ない。決めでQBを走らせるか、ピッチするかに急遽変更です。多少は想定をしていたので助かりましたが、僕は甲子園ボウルでトリプルオプションをやってないのですよ。実は(笑)。QBキープかピッチ、後はリードオプションだけ。
 ところが、多少振り回せば疲れるだろうと思ったのだけど、日大の選手達は半端じゃなかったね。全然疲れないのだな、これが」

 相手の動きを読んで対応するトリプルオプションも、身体能力の差が大きいと使い切れないという話だ。それでも結果的に東海がいた時期の京都大学は甲子園ボウルで日大に連勝しており、その意味では「システムが身体能力に勝った」とは言えるのだが、中身はそう単純でもなかったということ。さて、漫画の方はこれからどう話を展開させるつもりだろうか。

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