2017ドライブ指数

 レギュラーシーズン終了を受けて今回は恒例"https://blogs.yahoo.co.jp/desaixjp/56180839.html"のドライブ指数。左からオフェンス、ディフェンス、両者の差という順番だ。

Steelers 63.0 53.2 +9.5
Saints 65.2 56.2 +9.0
Vikings 60.3 52.3 +8.0
Jaguars 58.6 50.9 +7.7
Rams 63.3 55.9 +7.4
Eagles 60.5 54.3 +6.2
Patriots 64.6 58.8 +5.8
Cowboys 61.0 55.4 +5.6
Ravens 58.2 53.1 +5.1
Chiefs 63.1 58.6 +4.5
Chargers 60.2 56.4 +3.8
Panthers 58.8 56.3 +2.5
Lions 59.0 57.4 +1.6
Falcons 61.2 59.9 +1.3
Cardinals 54.6 53.8 +0.8
Seahawks 55.3 56.3 -1.0
49ers 57.9 59.3 -1.4
Titans 55.0 57.0 -2.0
Redskins 56.4 58.7 -2.3
Broncos 53.9 57.0 -3.1
Buccaneers 60.7 63.9 -3.2
Raiders 57.4 60.7 -3.3
Dolphins 54.0 57.4 -3.4
Bears 53.4 58.1 -4.7
Browns 53.0 58.3 -5.3
Jets 52.1 57.6 -5.3
Bills 55.1 61.4 -6.3
Texans 52.0 58.3 -6.3
Bengals 52.1 58.7 -6.6
Packers 54.6 62.3 -7.7
Giants 52.6 60.4 -7.8
Colts 52.5 60.9 -8.4

 オフェンス、ディフェンスとも上位のSteelersが貫録の1位だったほか、オフェンス首位のSaintsが全体2位に、ディフェンス2位のVikingsが全体3位に顔を出している。オフェンスに比べディフェンスが弱いのがPatriotsとChiefs、その逆がRavensとJaguarsあたりだ。なお今シーズンはANY/A differencialと勝率との相関係数が0.819、ドライブ指数と勝率の相関は0.828といずれもかなり高い数字を出している。
 プレイオフチームの中では突出してBillsの成績が悪い(リーグ27位)。ANY/A diffだと悪目立ちするのはTitans(同20位)。実のところ彼らと同じ勝率ながらタイブレーカーで敗れたRavensやChargersの方が、ANY/A diffでもドライブ指数でも彼らより評価が高い。中でもChargersのANY/A diffはリーグトップだ。この2チームが消えたことにより、AFCのプレイオフはよりスケジュール的に緩くなると思われる。NFCで同じようにまずい数字が出ているのはPanthersで、ANY/A diffはリーグ22位だ。
 ちなみにDVOAを見るとリーグ下位に沈んでいるプレイオフチームはやはりBillsとTitans"http://www.footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2018/final-2017-dvoa-ratings"。SRSでもこの両チームがマイナスになっており"https://www.pro-football-reference.com/years/2017/"、FiveThirtyEightのELOレーティングだと下位はTitansのみだがBillsとJaguarsも高いとは言えない"https://projects.fivethirtyeight.com/2017-nfl-predictions/"。
 NFL Football Power Indexで見るとやはりBillsとTitansが下位に入っており"http://www.espn.com/nfl/story/_/page/Football-Power-Index/espn-nfl-football-power-index"、inpredictableのBetting Market Rankingsでもこの2チームが半分より下に顔を出している"http://stats.inpredictable.com/rankings/nfl.php"。この2チームがoverachievedだったのはほぼコンセンサスだと見られる。

 さらにこちら"https://blogs.yahoo.co.jp/desaixjp/56540228.html"で出した数字のシーズン終了バージョンも。上位ほど来シーズンの期待が、下位はがっかり予想が高まると見ていい。

Browns -2.8
Jaguars -2.5
Chargers -2.2
Buccaneers -1.5
Saints -1.5
Rams -1.4
Ravens -1.0
Bears -0.9
Giants -0.8
Redskins -0.6
Texans -0.5
Chiefs -0.4
Lions -0.4
49ers -0.4
Jets -0.3
Broncos -0.2
Cowboys -0.2
Seahawks +0.1
Raiders +0.3
Colts +0.4
Vikings +0.5
Falcons +0.6
Bengals +0.8
Cardinals +0.9
Eagles +0.9
Dolphins +1.0
Steelers +1.0
Patriots +1.3
Titans +2.0
Packers +2.5
Panthers +2.6
Bills +2.7

 ここでもTitansとBillsがoverachievedであることが示されているほか、Panthersも同じ立場と見られている。そしてもう1つのがっかり候補がPackers。9シーズンぶりにプレイオフを逃したのはRodgersが負傷したせいというのが一般的な見方だが、一方で彼らの勝率は実力以上だった可能性もある。もしそうであるなら来シーズンのPackersは、たとえRodgersが復帰したとしても決して楽観はできない。
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