日記ならぬ週記である。
別に早売りではない今週のアメフト漫画のネタバレ。まずハーフタイムでのアジャストに関する話が出てきたが、普通は一人のディフェンス選手だけに注目して相手を分析することはなかろう。むしろオフェンスはディフェンスの弱点を突くように行動するのが一般的。ディフェンスのエースを分析することも必要だが、楽に勝つためにはディフェンスの穴を探す手だってある。MLB一人で全部を守ることなどできはしないのだから。
もう一つ。一般的にボールコントロールオフェンスをするのはオフェンス力で劣るチーム。古い話になるが、第25回スーパーボウルのNew York Giantsがボールコントロールオフェンスに成功した典型的な事例だろう。プレイに時間をかけることで相手のドライブ回数をできるだけ減らすのが狙いだ。本来ならNew EnglandもAFCのチャンピオンシップでそういうゲームをするべきだったのに、なぜか後半に入ってパス重視のオフェンスに転じてしまい、結果Manning大活躍の舞台を整えてしまった。先日のスーパーボウルで負けたChicagoは、そもそもボールコントロールができなかった。それじゃオフェンスの弱いチームは勝てない。
この原則通りなら漫画でボールコントロールをやっているチームはオフェンス力で劣るということになるのだが、はてどうなんだろう。どうも今まで漫画の中で言われていたことと随分異なるような気がするのだが。もっと単純に雨の中ではパスは難しいからラン中心でプレイしていると言われた方が、まだ納得しやすい。
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