結局PCは修復できないので、新しいのを買うことになった。それまでは手軽な更新でいこう。
Football Perspectiveで第4Q及びOTでの「決勝TD」を決めた数について、QBごとに分析している"
http://www.footballperspective.com/fourth-quarterovertime-game-winning-passing-touchdowns-part-ii/"。トップがUnitasなのは驚きだが、2位にはBradyが入り、以下Marino、Favre、Tarkentonと続いてCutler、Testaverdeが並んでいる。正直言っていささか意外なランキングである。
似たようなランキングとしてPro-Football-ReferenceのGame-Winning Drivesランキング"
http://www.pro-football-reference.com/leaders/gwd_career.htm"がある。対象期間が違うので単純比較はできないが、それでもこちらのランキングと上記のTD数ランキングとの間にある齟齬が目立つのは事実だ。何よりも問題なのはPeyton、Elway、Brees、Roethlisberger、そしてWarren Moonの順位である。
PFRのランキングではPeytonは56ドライブでリーグトップになっているのに、FPの方では16TDでようやく8位タイ。随分と差がある。Elwayは前者が4位なのに後者は20位タイ、Breesは6位と15位タイ、Roethlisbergerは7位タイと24位タイで、Moonは7位タイと20位タイだ。要するに彼らは最後にFGで締めたドライブが多かったと考えられる。
彼らと逆のタイプと言えるのがUnitas(19位タイと1位)、Cutler(29位タイと6位タイ)など。ドライブ数はそれほど上位ではないが妙にTDが多いということか。Unitasは今なおキャリア記録でトップを占めているわけで、彼と同世代の人間を探してもJurgensenが12位タイにいるのがせいぜいだということを考えるならこれは立派なものだ。
しかしそれよりも驚きなのはもちろんCutler。25回のGWDに対して決勝TDが19回あるってのは、より堅実なプレイが求められる現代のQBとしてはいささか型破り。いやそもそもキャリアトータルで勝率がジャスト5割"
http://www.pro-football-reference.com/players/C/CutlJa00.htm"の選手が、これだけGWDを決めていること自体、何かおかしい気がする。
クラッチな選手がいるという見解に対しては疑問を持っているが、このデータだけ見るとCutlerがクラッチっぽく見える選手であることは否定できない。あくまで偶然の偏りが生じた結果だと思うが、逆に言えば「誰が幸運の女神に愛されたQBであるか」を測る指標だとも言えるだろう。Cutlerはそういう切り口で言えば上位に顔を出せる選手なのかもしれない。
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