QBASEでWinstonが失敗すると評価される理由は、Tim Couch及びCarrと同様、大学でたった2シーズンしか先発せず、最後の年に偉大とまでは言えない成績を残し、Adjusted Yards per Attemptsがパス成功率ほどいい数字ではなかったからだそうだ。これに加えてWinstonにはオフフィールドでのトラブルが色々と伝えられている(例"
http://www.afnjapan.com/nfl/44835/")。なかなか大変そうだ。
最後にQBASEが分析しているもう1人のQB、Brett Hundley"
http://www.sports-reference.com/cfb/players/brett-hundley-1.html"は5巡でGreen Bayが手に入れた。実はMariota以外で最も評価が高いのがこのHundleyである。予想DYARは1080、bust率は30.3%に対して一流以上の率は30.5と、微妙ながら後者の方が上。彼はNCAAで3番目に厳しいスケジュールを乗り切ったうえで評価に値する成績を残したそうであり、またチームメイトの能力はMariotaやWinstonより低かった。一方で彼は(大学のスタッツには出てこない)サックが極めて多いようで、ここは懸念材料だそうだ。
もちろんQBASEの予想が絶対的中するわけではない。過去の例でもQBASEは高かったが実績は低かったJohn BeckやCade McNown、Danny Wuerffel、Matt Leinartといった選手がいたし、逆にQBASEよりいい成績を残したMatt RyanやBrian Griese、そして控え以下の実績しかないがQBASEの予想自体は大きく上回ったJosh McCownのようなQBもいた。結局のところドラフトの当たり外れは後になってみないと分からないのだ。
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