海外公演まとめ

 件のバーチャル・アイドル"http://www.youtube.com/user/HatsuneMiku"がインドネシアでのコンサートを開催した"http://mikuexpo.com/indonesia_top"。東南アジアではシンガポール以来となる取り組みだが、結構反応はよかった"http://39mikustream.blogspot.jp/p/mikuex.html"ようで、インドネシア語での挨拶にもきちんと歓声が上がっていたという。
 また北米ではLady Gagaの前座としてツアーを継続中。ただ最近になってGaga自身が気管支炎になっていくつかの公演が中止された例も出た"http://www.mtvjapan.com/news/music/24087"。振り替え公演を行う予定のようだが、その際に前座がどうなるかは不明だ。
 久しぶりに海外での話題が連続したおかげか、Hatsune Mikuのツイートを調べてみるとGaga前座の翌日にまず跳ね上がり、それからインドネシア公演の行われた29日に再び高い水準を記録している"http://topsy.com/analytics?q1=hatsune%20miku&via=Topsy"。それ以外の日も北米ツアー前に比べれば微妙に高い水準になっており、改めて関心を喚起するきっかけにはなったようだ。
 ちなみにGaga前座では英語版を使って海外のユーザーが作った曲が2曲("http://www.youtube.com/watch?v=olRbG-9mfa0"と"https://www.youtube.com/watch?v=HURHivJi2MI")、Miku Expoではインドネシア語の曲が1曲("http://www.youtube.com/watch?v=p_ezXbzcUwI")採用された。海外でもCGMを広めようとする取り組みの一環だろうか。
 なおMiku Expoコンサート会場の収容人数はおそらく2000席("http://www.jcc.co.id/index.php/room-capacity-chart.html"のCendrawasih Room)。3回公演したから延べ参加数は6000人といったところか。過去の例を見ると2011年のLAが5150人"http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/048/48120/"、同年シンガポールが2300人"http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/065/65498/"、2012年の香港は2公演で6000人"http://blog.piapro.jp/2012/10/post-576.html"、台湾はやはり2公演で9000人"http://yattarjapan.com/1488/"となっている。合わせれば3万人近くの動員数だ。
 これに2013年のシャトレ座(約2000席"https://twitter.com/keiichiroshibuy/status/377417310983581697"なので3公演で6000人程度か)を加えるなら3万5000人近くまで達する計算。Miku Expoは現時点で後2回、オペラの方もイタリアで行われるという話があるので、来年もどこか海外でコンサートが行われる可能性は高そうだし、その頃には累計の動員数は4万人を超えていることだろう。大したもんだ。
 一方、国内では完全に収穫期に入っている。題名自体が過去形になっている本"http://shiba710.blog34.fc2.com/blog-entry-572.html"の増刷が決まる"https://twitter.com/shiba710/status/471073300194414593"など、文字通りマネタイズが進んでいる。関係者にとっては、できるだけこの流れが息長く続いてもらうのが望ましいところ。現時点ではまだしばらく持ちこたえそうだ。
 
 もう1つ、面白いと思ったのはこちら"http://www.opera-aoi.com/index-ja.html"の取り組み。vocaloidの曲に文楽人形を合わせて短編映画化したもののようで、7月に英国で開かれるイベントでの上映が予定されている"http://hyperjapan.co.uk/hyper-japan-2014-presents-aoi-projects-vocaloid-bunraku-puppet-opera/"。日本でもいずれ上映するんだそうだ。
 正直、最初に見た時はそれほど面白そうには思えなかったが、こちらのストーリー"http://www.opera-aoi.com/story_jp.html"を見て感心した。能の「葵上」"http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_006.html"を現代劇に翻案しているのだが、六条御息所の生霊を「かつて一世を風靡したボーカロイド」にしたところがうまい。なるほど声だけの存在であるvocaloidなら、実体を持たない霊の役目にはぴったりだ。
 単にvocaloidと伝統芸能の融合ってだけならあまり珍しくもなかっただろう。だがこういうストーリー展開ならそこにvocaloidを絡ませることにも意味がある。というかこういう上手く出来た物語は私の好みだ。本歌取りをするならできるだけ巧みにやった方が評価は高いし、光源氏をボカロPに、葵上を歌い手にしたところも含めて見事。はてなブックマークにあったように「supercell(ryo氏)のODDS&ENDSをヤンデレ化」"http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASG5X6HNWG5XUEHF019.html"という視点で見れば、一段と趣深い。
 そういえばバーチャルアイドルが出てくるツンデレとヤンデレの話"https://twitter.com/wajuuro11/status/471959781733707776"としては、マクロスプラス"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9"も同じだった。似たような構図の物語はずっと昔から現代に到るまで存在しているってことか。
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