NFL week14

 今週のMinnesota @ Baltimore。残り2分半から5つのTDが決まったのは、NFLの歴史の中でも初めてだったという"http://espn.go.com/blog/baltimore-ravens/post/_/id/4389/"。実際には5TDのうち最初のTDが決まったのは第4Q残り2分5秒。そこから最後のTDが決まった残り4秒まで2分1秒の間に両チームは計36点を積み上げた。
 しかもTDが入るたびにリードしているチームが入れ替わる展開。ここまで終盤にゲームが動くと当然ながらAdvanced NFL Stats"http://www.advancednflstats.com/"のExcitement Pointも跳ね上がる。9.8という数字は10月に記録したCincinnati @ Miamiの9.2を上回って当然今年最大。1999年以降で見ても2002年9月のBuffalo @ Minnesotaで記録した10.3に次ぐ数字だ。どちらもMinnesotaが絡み、しかも負けているのが面白い。
 とはいえこのTDの嵐がゲームの序盤や中盤で起きていれば、こういう結果にはならなかっただろう。アメフトが時間で区切られたスポーツであり、同じ得点でも序盤と終盤では価値が異なるからこそ生じる現象だとも言える。こういうところからクラッチか否かという議論も出てくるのだが、見る側からすれば面白ければそれでいい話。終盤の派手なシーソーゲームがExcitingであることは確かだ。
 Seattleに続いてDenverとIndianapolisがプレイオフ出場を決めた。AFC5強の残りも全て勝利しており、Football OutsidersのPlayoff Odds"http://www.footballoutsiders.com/stats/playoffodds"はそろって99%超となった。NFCではSeattleを倒したSan Franciscoも90%を超えて9割超が4チームとワイルドカードの陣容もほぼ当選確実。残るは東と北の優勝争いに絞られてくるなど、例年に比べて早い展開となっている。
 
 もう1つ、これまでも確認済み"http://blogs.yahoo.co.jp/desaixjp/53897314.html"のことだが改めてちょっと違う計算をしてみた話を。Y/Cが年ごとにどの程度安定しているか、言い換えればどの程度predictiveであるかの調査を改めてしてみた。1978年から2012年までシーズン224試投以上を記録したQBのうち、n年とn+1年の成績を比較できる延べ671人分が対象。今回は補正を加えない生データで相関係数を調べた。またデータはY/Cを除き分母を試投+サック数としている。結果は以下の通り。
 
成功率  0.616
サック率 0.563
Y/C   0.434
TD%   0.388
Int%  0.287
 
 時代による補正を加えていない生データのため、全体に係数が高めに出てきたのは想定通り。順番もこれまでの計算と同じだ。ここから分かるのは以下の通り。
 
1)パス成功率が高く、サック率の低いQBは今後の成績も比較的期待できる。
2)パス成功率が低くY/Cが高い選手は、パス成功率が高くY/Cが低い選手より翌年以降に成績が下がる可能性が高い。
3)インターセプト率やTD率を元に選手の将来成績を予測するのはあまりよろしくない。
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