勲章と放送禁止

 クリプトン・フューチャー・メディアの社長が藍綬褒章を受賞した"http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-17453.html"。ちなみに藍綬褒章とは「公衆の利益を興し成績著明である者又は公同の事務に尽力した者」"http://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-hosho.html"に与えられるものだそうで、過去の受賞者を見ると実業家とか地方議員など割といろんな種類の人が受賞している。
 音楽と勲章と言えば有名なのはビートルズ"http://www.thebeatles.com/"。彼らはバンドを編成した5年後に英国の勲章MBEを受賞している"http://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles"そうで、今回の藍綬褒章は発売後7年だからビートルズに2年遅れとなる。
 ビートルズと言えばボーカロイド曲を学校で流すのが禁止されたという話が出てきた時にもビートルズの名前が言及されていた"http://otanews.livedoor.biz/archives/51804482.html"。私は知らないのだが昔は実際に「ビートルズは、中学高校供放送禁止」だったようだ。てことは時間が経過すると今度はボーカロイド曲が(ビートルズほどではないにせよ)一種のクラシックになっていく可能性はありそうである。
 同時に、昔(というか自分の若い頃)をありがたがる一方で新しいものを下に見ようとする人間がいつの時代にも存在することを示す分かりやすい事例と捉えることもできる。そういうの簡潔に表現すると「老害」になるんだが、まあ若者の足を引っ張るのは老人の義務みたいなもんだ。そうすることで世の中がいかに馬鹿げた理不尽さに満ち溢れているかを身をもって教えているのである、多分。
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