7年先のオリンピックより目の前のNFL、というわけで2013シーズンの開幕だ。よくあるMannning兄の爆発とFlaccoのもたつきから始まり、これまたよくあるSan Diegoの接戦を落とすNorv力の発揮で終わるという、見慣れた光景から今年も始まったってちょっと待て。Norvはもういなくなったはずなのにどうしてこうなった?
San Diego以外に「どうしてこうなった」と言いたいチームの中には残念な逆転劇を許したTampa Bay、6つものターンオーバーを与えたGiantsあたりも顔を出すかもしれない。「どうして」という問いに対する答えが明確なJacksonvilleも、分かっちゃいるけど愚痴が止まらないところだろう。何しろ今週のJacksonville同様、Safetyの2点しか取れなかったチームを探すと1993年のCincinnatiまで遡ってしまうのだから。相手はNew England。Bledsoeデビューの年だ。
別の意味で「どうしてこうなった」と口に出てもおかしくないのはPittsburghあたりか。攻守の重要な選手が開幕戦でほぼシーズンエンドとは、怪我が当たり前のスポーツとはいえ不運にもほどがある。そういえばAFC北は全チーム敗北から始まったそうで、これまたシュールな展開ではある。あとOaklandの「どうして」もこれまた明確。このチームのキャップ額"
http://overthecap.com/nfl-cap-space.php?Year=2013"、そしてデッドマネー"
http://www.overthecap.com/teamcap.php?Team=Raiders&Year=2013"、いずれも突出して酷い。
新人QBとしてはManuelとGenoが先発。Manuelは接戦に持ち込むことに成功し、Genoはラッキーではあったが勝利をつかんだ。ただ、ターンオーバーレシオが0だったGenoのJetsはともかく、Buffaloは+1のレシオにもかかわらず敗北しているあたりに残念感が漂う。何しろ今週の試合、レシオがプラスでなおかつ負けたのはBuffaloだけだ。せっかくのツキを華麗に逃してしまっている訳で、そう考えれば「どうしてこうなった」と言う権利はあるかもしれない。
逆にいい方を探せばまずはリーグ記録の7TDをたたき出したManning兄。Welkerを手に入れた効果が早速出たのかもしれない"
http://www.footballperspective.com/which-receivers-elevate-their-quarterbacks-the-most/"。もう一つはハイテンポオフェンスを展開し前半だけで53プレーを記録したPhiladelphia。こちらはChip Kelly効果が発揮されているようで、この先も楽しみなところ。
とまあ思いついたことを適当に並べてきたが、第1週の時点ではスタッツ関連サイトのランキングもデータが少なすぎてあまり意味がない。こんなことを書くのが一番適当なのだ。来週以降は少しずつスタッツ関連のデータでも見ていくとしよう。
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