生涯2万ヤード以上稼いだQBは結構多い。99人もいるくらいだ。だが、32チームそれぞれについて獲得ヤードトップのQBを見ると、2万ヤードに届いていないところがいくつかある。
Car Delhomme(19258)
Oak Stabler(19078)
Bal Flacco(17633)
Det Layne(15710)
TB Testerverde(14820)
Chi Luckman(14686)
チームの歴史が浅いCarolinaとBaltimoreは仕方ないかもしれない。それにBaltimoreは怪我さえなければ今年中に2万ヤードは突破できそうだ。
問題はOakland、Detroit、Tampa Bay及びChicagoの4チーム。特にChicagoは最も歴史の古いチームの1つなのに、いまだ1940年代に活躍したLuckmanがLeading Passerをやっているってどういうことだよ。チームのLeading Rusher(Walter Peyton)の方が獲得ヤードが長い(1万6726ヤード)なんて、どう見ても異常だろう。
今年からまた新しいQBに代えるOaklandはしばらくStablerの記録を抜けないだろう。CarolinaではNewtonが数字を一生懸命積み上げているものの、まだこの水準には及びそうにない。
しかし残る3チームでは順調なら今年中にLeading Passerが交代する可能性が高い。DetroitではStaffordがLayneに後3000ヤード弱まで迫っており、この数年の彼の成績なら抜くことは十分に可能だ。Tampa BayでもFreemanとTesterverdeの差は2000ヤード弱だし、ChicagoではCutlerがLuckmanに2400ヤード弱まで迫っている。いずれも今のNFLなら1シーズンで十分追い抜ける数字だ。40年代や50年代の選手の記録が消えていくのは残念といえば残念だが、そもそもこの時期までこんな記録が残っていること自体がおかしいので、ChicagoやDetroitのファンは喜ぶべきであろう。
スポンサーサイト
コメント