例のバーチャルシンガーだが、また調査結果をまとめたデータがあった。こちら"
http://www.nexus-web.net/ongakusyugi/056.html"のフリーマガジンでp24以降に載っている世代別カラオケリクエストランキングがそれ。10代を見るとVocaloid名でフィーチャーしているものがトップ20のうち10曲、Vocaloid名は入っていないが実際はVocaloid曲が3つ、元々Vocaloidで成功した人の作ったアニメ曲が1つと、全体の7割をVocaloid関連が占めている。なお残る6曲のうち5曲はアニメで1曲はゲーム。オタク御用達のJOYSOUND統計とはいえ、これは壮絶だ。
20代になってもVocaloid曲は半分の10曲を占めており、アニメでもゲームでもない曲は2つしか入っていない状態。30代でようやくVocaloid、アニメ、ゲーム以外が増え、40代でようやく過半数を超える。以前から言われているように世代差の激しさが如実に現れている。それにしてもAKBのようなアイドル歌謡が30代以上でないと出てこないってのはどうなんだ? もっと若者に売らないといかんだろう。
ちなみに最近聞いた話だが、日本へ留学しそのまま就職活動をしている外国の若者に話を聞いた人がなぜ日本に留学したのか尋ねたところ、ほぼ全員が「アニメ」を理由に挙げたんだそうだ。オタクカルチャーで外貨を稼げとかクールジャパンとかいう話はよく聞くし、その割に実際の市場規模はそんなに大きいわけでもないという指摘もあるが、留学生を招き寄せる要因としてオタク文化が寄与しているってのは盲点だった。確かにYoutubeでもオタク系コンテンツにはよく外国語で日本に行きたいみたいなコメントが記入されているが、本当に来てしまうやつもいるってことか。
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