こちら"http://www.asahi-net.or.jp/~uq9h-mzgc/amalgam.html"でフランス革命期に行われたアマルガムの話を取り上げたことがある。文中でも記しているように、アマルガムは単に常備軍1個大隊と志願兵2個大隊を組み合わせるだけではない(それは旅団化と呼ばれる)。大隊そのものを解体し融合して新しい大隊を作る試みだ。 最近出版されたTerry CrowdyのIncomparable"http://books.google.co.jp/books?id=nMM3KEHO_NIC"の中には、アマルガムの具体例が出ている。常備軍の第9猟兵大隊(9e Bataillon de Chasseurs)と、志願兵の第28猟兵大隊(28e Bataillon de Chasseurs)、ムーズ偵察兵大隊(Bataillon d'Éclaireurs de la Meuse)を組み合わせ第9軽半旅団を作るアマルガムが1794年3月5日に実施された。そこでは大隊だけでなく個別中隊まで融合された事例もあったという。同書には第3大隊の各猟兵中隊がどのように編成されたかが載っている。左は士官、右は兵の出身母体だ。
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