調査報告追加

 年度末が近いせいか報告書が相次いでいる。以前紹介したもの"http://blogs.yahoo.co.jp/desaixjp/53722919.html"とは別に、まずは小学生を対象にした分析の報告がこちら"http://asciimw.jp/info/release/pdf/20130220a.pdf"。中学生以上が対象だった前回の調査ではフォローできていない部分が分かるものだ。
 スマホに関する調査がメーンだと思うが、その中にvocaloidに関する調査もある。それによると「よく聴く」と「たまに聴く」は小学校高学年男子で15%、女子で28%と女子の方が倍くらい高く、中学生・高校生と同様の傾向を示しているのがわかる。やはり「10代女子」というくくりが最もvocaloidを熱心に聴いている層と見てよさそうだ。
 一方、こちら"http://www.t-kougei.ac.jp/guide/2013/vocaloid.pdf"は大学による調査。完全にvocaloidに焦点を当てたもので、ネットを使った調査のためか他の調査よりvocaloid寄りの数字が出ているように思う。好きな音楽として「ボカロ曲」を上げる比率は調査対象(40歳未満)全体で17.4%だが、10代女子に限れば40.0%に達している。ボカロ曲の認知度は67.6%と全体の3分の2近くを占め、カラオケで歌ったことがある比率、ボカロ曲を使ったゲームのプレイ経験率はいずれも4分の1ほどだった。
 初音ミクの認知度は95%という化け物じみた数字を記録。若者(20代前半まで)は動画サイトで、年寄り(30代)はテレビでその存在を知った比率が高く、最近の報道ラッシュがこの高い認知度をもたらした要因であろう。他のvocaloidの知名度はMegpoidで4分の1弱であり、初音ミクの突出ぶりが分かる。
 面白いのはヤマハが2010年に行った街頭調査についての言及がある点(p3)。それによれば当時の初音ミクの知名度は65%程度で、30代では5割未満(今回の調査では9割超)に過ぎなかったという。テレビやラジオを通じて知った人は1割未満であり、それから2年ちょっとの間に旧来メディアでの露出が休息に高まったことを裏付けているといえる。
 2010年といえば例の「感謝祭」ライブが行われた年であり、夏にはその映像が販売された。そして秋にYoutubeに無断でアップされた映像"http://www.youtube.com/playlist?list=PL07EC1E7DB9AB0C47"が海外メディアでいっせいに取り上げられ、海外での知名度が急上昇した年でもある。どうやら海外だけでなく国内でもメディアでの登場がこの頃から増えたようだ。そう考えるとやはりあのライブのインパクトはでかかったんだろう。
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