歴史と宗教

 詳しくないジャンルだがちょっと面白かったので。こちら"http://d.hatena.ne.jp/Halalneet/20091006/1254793531"に「大乗非仏説」なるものが紹介されている。内藤湖南によれば「大乘が佛説でないといふ、釋迦の説いたものでないといふ説」"http://www.aozora.gr.jp/cards/000284/files/1735_21416.html"だそうで、大乗仏教の経典は釈迦が死んだ数百年後になって初めて成立した、という説なんだそうだ。ちなみに最初のblogではこの説は「日本では明治以降にもたらされた考え方」と書いているが、実際には江戸時代に書かれた「出定後語」"http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992108"で最初に指摘されたという。
 内藤湖南も書いているのだが、この説は「何も[大乘]佛教に對し惡口を言ふために書いたのではない」。あくまで歴史的に調べるとそうなるという主張に過ぎないようだが、仏教関係者の間では色々と批判も出ている模様。まあ宗教関係の話は仏教に限らずややこしくなりがちなのは確かだが、一方で歴史的に見てどうなんだという分析が面白いこともまた確かである。
 大乗仏教に関してはもっと過激な主張もあるようで、こちら"http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M89/M896538/4.pdf"では大乗仏教の成立とキリスト教とが関連していたという主張がなされている(阿弥陀仏はイエスの兄弟だった聖トマスの遺骨があるアミダの街に由来しているんだとか)。これまたどこまで本当なのかは不明だが、もしそうだとしたら大乗仏教が伝わった日本で戦国時代にキリスト教が受け入れられたことにも何か理由があったのかもしれない。いや、ただの思いつきだけど。
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