NFL week6

 NFL第6週。Alex Smithがリーグのトップクラスに、Aaron Rodgersが最下位付近にいるという違和感ありまくりなQB成績は、やはり長続きしなかった。Football OutsidersのQuick Reads"http://www.footballoutsiders.com/quick-reads/2012/week-6-quick-reads"によると、今週のトップはRodgers(6TDで0int)で最下位はSmith(0TDで3int)。NY/Aのランキングでも過去5週の成績の影響でまだSmithの方がRodgersより上にいるものの、両者の成績は随分と接近してきた。何事もなければ近いうちに逆転し、いつものありふれた光景が戻ってくるのだろう。
 もう一つ、今週面白かったのはANY/AとDVOAという2種類の指標でManning兄弟がワンツーを決めたことだろう。ANY/Aでは兄が、DVOAでは弟が上という違いはあるが、これはなかなか見事。成長した弟に復活した兄。今一番うれしいのは親父かもしれん。
 
 各種スタッツサイトのランキングは再びシャッフル状態に突入している。先週はSan Franciscoを圧倒的首位に押していたFootball OutsidersのDVOAだが、今週の大敗で彼らは4位に後退"http://www.footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2012/week-6-dvoa-ratings"。代わりにオフェンス絶好調の続くGiantsが1位に、Rodgersが復活したGreen Bayが2位に浮上してきた。勝率ではワンツーに位置しているはずのHoustonとBaltimoreは9位と10位だ。
 DVOA同様に先週はSan Franciscoを首位にしていたAdvanced NFL StatsのGWPは、今週はDenverを1位にした"http://www.advancednflstats.com/2012/10/team-efficiency-rankings-week-7.html"。弟ではなく兄の方が偉いって判断だろうか。こちらはHoustonがまだ3位に踏ん張っている一方、Baltimoreは17位と低迷。Carolinaが相変わらず6位と異常に高い評価を受けている。
 Pro-Football-ReferenceのSRS"http://www.pro-football-reference.com/years/2012/"は、先週同様にChicagoがトップを維持している。それに続くのはGiants、San FranciscoといったNFCのチームであり、ここでも勝率トップのHoustonとBaltimoreの評価は低い。それよりも目を引くのは、AFCでプラス評価がたった4チーム(New England、Houston、Denver、Baltimore)しかない点だろうか。実はFootball Outsidersもこの4チームが「明らかな各地区優勝候補」としている。AFC4強などもはや面影すらない。
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