NFL追加

 前回のアップには間に合わなかったが、Advanced NFL StatsもGWPのランキング掲載を始めた"http://www.advancednflstats.com/2012/09/team-efficiency-rankings-week-4.html"。そしてこちらでも旧AFC4強の没落が如実に現れている。New Englandは14位、San Diegoが15位、Pittsburghが25位でIndianapolisは29位。もちろん、どれ1つとして地区トップのチームはない。見事なものだ。
 では代わって強豪と見られているのはどのチームか。Pro-Football-ReferenceのSRS"http://www.pro-football-reference.com/years/2012/"、Football OutsidersのDVOA"http://www.footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2012/week-3-dvoa-ratings"のいずれも上位に来ているチームとしては、まずHouston(GWP1位、SRS1位、DVOA3位)が挙げられる。怪我から戻ったSchaubが好調なのに加え、ディフェンスも昨シーズンに続いて踏ん張っていることが理由だ。
 Atlanta(GWP4位、SRS2位、DVOA1位)も各ランキングで上位にいるチームだ。こちらも割りと攻守のバランスが取れているチーム。一方、BaltimoreはGWP(5位)とDVOA(2位)のランキングは高いもののSRSの評価が低く、DenverはGWP(3位)とSRS(3位)が高くでDVOAの評価がいまひとつだ。現時点ではこの4チームくらいが全体に高い評価を得ていると見ていいだろう。
 一方、訳が分からないのはCarolina。DVOAは23位、SRSは32位なのに対し、GWPはなぜか6位と評価が高い。GWPが他とはかけ離れた評価をしているのはいつものことだと割り切るべきか、それともまだ試合数が少ないからこういう変な偏りがあると考えるべきなのか。

 追加。以前にちょこちょこと書いていたダルビッシュの成績だが、秋になって急激に持ち直している。数字的には四球が減少しているのが特徴で、そのためWHIPが低下し(今は1.27)イニングを食えるようになった。結果としてQS率も0.61まで回復。そうなると三振が多く(K/9は10.43でリーグ2位)、被本塁打が少ないダルビッシュの特徴もあってDIPSはリーグ7位の3.38まで向上。一時期0.3を超えていたBABIPが下がったのもプラスになっており、防御率も3点台まで下がってきた。Texasでこの数字なら悪くない。
 しかし何より凄いのは被OPSだ。気がつけばリーグ6位の.651まで低下しており、ヘルナンデスだのバーランダーだのといった大物に続く数字になっている。Texasの先発陣の中では現在トップであり、いつの間にかYankeesの黒田も上回っているくらいだ。取りあえずTexasのフロントが胸をなでおろしているのは間違いなさそうである。
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