金儲けとブーム

 こんな話"http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-12124.html"があった。まあパチンコやっている企業の経営者が株主を前にする話としては別におかしくはない。ただ、「我々も本当にやりたい。やればかなりファンが付いてきていただける」とまで熱を入れて回答をしたってことは、それだけパチスロ化することによる収益の見込みが大きいんだろう。
 でも、通常のアニメやゲームのパチンコ化よりは面倒に思えるんだが。たとえ版元がOKを出したとしても、実際に曲を製作しているのは供給側ではなく消費者側。CGMでUGCなんだから当然なのだが、版元だけでなく曲を作った消費者を個別に説得してパチンコでの利用に同意を得なければならない。かといって曲なしだとキャラクターとしての魅力は大幅に減るだろう。相当手間暇かかる覚悟が必要そうだ。
 もちろん、既にコンシューマーゲームやソーシャルゲームにはなっているし、カラオケなどでも大々的に使われているので、そうした手間暇をかけている事業者は現実にいるのだろう。パチンコ業者が同じことをやればいいだけ。ただ、カラオケなどと違って忌避する作曲者は必ず出てくるだろうし、曲のラインアップで見劣りする可能性も否定できない。なかなか難しいところだ。
 ネットでよく言われるのは、もう少し時間が経過して、今聞き手の中心となっている世代がパチンコをやるようになってから、そしてブーム自体が去ってから、改めてパチンコ化するのが適当ではないかとの説。これまたよく聞く話で、パチンコを機会にブーム再燃という話もある。そういう将来の収益手段を残しておくため、今はパチンコ化を手控えるって考えもあるだろう。
 となると問題はいつブームが終わるか。誕生から5年経過た現在もなお引き続き人気があり、本日もこんな話題"http://ascii.jp/elem/000/000/703/703282/"が出ていたほどだから、そうそう簡単に終わりそうにない。というか、そもそも本質は楽器に過ぎないものに「ブームの終焉」なんてものがありうるのだろうか。音楽作りのツールとして使うユーザーが存在する限り、賑わい度に差はあるとしてもコンスタントに使われ続けるかもしれんのだ。パチンコやっている会社の願いは、もしかしたらいつまでもかなえられないかもしれない。
 正直、こちら"http://www.makonako.com/2012/06/post-1136.html"で指摘されているように、単純に損得だけ考えるならパチンコ化した方がおそらく得だ。もちろん企業にとってもそうだろうし、だから普通の企業なら「やりたい」と言うのはごく普通。多分、あの版元が普通の企業じゃないんだろう。普通の企業じゃなかったからこそ、CGMやUGCをここまで育てられたのかもしれない。
 
 あと、海外でなにやら広告がらみの賞を取ったようだ"http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-12127.html"。他にもこういうネタ記事"http://www.1stcontactenews.co.uk/featured-news/2012-olympic-games/"にも登場しており、海外での知名度は(先日の台湾発デマも含め)着実に上昇している。うん、本当にまだしばらくブームは続きそうだ。
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