祖国は危機にあり(La patrie en danger) 関連blog
与太話
2012
/
06
/
16
その他
例のバーチャル・アイドル"
http://www.crypton.co.jp/cv01
"、ネットで変な噂が出ている"
http://alfalfalfa.com/archives/5599083.html
"。どうやら日本でこのネタが広まったのはこの記事"
http://exdroid.jp/d/39103/
"がきっかけのようだ。
一通り目を通しだだけで胡散臭いネタであることがすぐ分かるような話である。そもそも「台湾メディアの報道」と書かれているくせに、一体どの台湾メディアにどういう記事が流れているのか、一切触れられていないところからして怪しい。っていうか、よくこんないい加減なレベルの話を記事にしたもんだと(悪い意味で)感心した。こんなのに釣られるヤツがいるわけない…と思っていたら1000人近くが釣られていた"
http://topsy.com/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1717232.html
"。
こちら"
http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-12094.html
"に件の「台湾メディア」の記事"
http://gnn.gamer.com.tw/6/66196.html
"へのリンクが張られている。日本語訳はこちら"
http://www.yauchi.net/2012/05/000332.html
"。読めば分かるように、実際に大元となったのはどうやらこちらの記事"
http://news.chinatimes.com/reading/51303625/112012051300297.html
"らしい。そして、遡れば遡るほど、話がどんどんあやふやになっているのも分かる。
そもそも台湾メディア「バハムート」の(日本語訳)記事中に、編集部の注釈として「[CRYPTONは]オリンピックに関するいかなる提案も受けていないと答えている」と書かれている。即ち台湾メディア自体が否定的情報をはっきりと伝えているのだ。最初から成立の余地がない与太話であり、実際、上に記した最初の日本語報道の翌日には、明確な否定記事"
http://www.j-cast.com/2012/06/15135863.html
"が出た。空騒ぎは短時間で終了だ。
こうしたトンデモ話が出てくるのも、裏返して言えばそれだけ初音ミクの知名度が上がったことの証左ってことだろう。いわば有名税である。そこに面白い点があるとしたら、デマ情報の発信元が日本ではなく台湾だったことか。初音ミクがインターナショナルな存在になったことを示す逆説的な事例と言えそうだ。
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