Mario

 長引くなあ。
 
 Manning狂騒曲は継続中。Flynnにターゲットを絞ったMiamiと、Kolbにロースターボーナスを払ったArizonaはManningを諦めたようだ"http://www.nfl.com/news/story/09000d5d827a6ba7/article/"が、いまだにDenverとTennesseeは残っているうえに、ここに来てSan Franciscoが再浮上しているという"http://espn.go.com/nfl/story/_/id/7696945/"。
 Manningは金曜日にDenverのためにワークアウトを行ったが、実は週の前半にSan Franciscoでも同じことをやっていた、という話だ。San FranciscoはSmithとの契約がなかなかまとまらないようで、このまま行くと長年こだわったSmithをようやく切り捨てるという展開になる可能性もある。個人的には高齢で怪我持ちのManningでもSmithよりずっとマシだと思っているので、私がSan Franciscoファンならこの動きは大歓迎だろう。
 もちろんDenverファンやTennesseeファンであってもManning獲りには賛成だ。Tebowに将来を託せといわれたら絶望的になるだろうし、LockerならManningの下で育てればいい。一方、Manningにとっての理想がSan Franciscoであることは前にも述べた。引退から復活してきたRandy Mossもいるが、いいQBならMossは結構活躍できると思うので(ただし期間限定)、これもプラス材料だろう。
 
 New EnglandファンとしてはMiamiがManningに振られたのは良かったが、それよりもBuffaloにMario Williamsが来る"http://www.nfl.com/news/story/09000d5d8279faae/article"方が問題になりそう。昨シーズンのBuffaloのパスディフェンスはDVOAで25位"http://www.footballoutsiders.com/stats/teamdef"、パスラッシュで28位"http://www.footballoutsiders.com/stats/dl"であり、Marioとの契約で弱点を見事に補強したことになる。オフェンス頼りのNew Englandにとっては悩ましい状況だ。
 ただ私がBuffaloファンならこの動きも痛し痒しだろう。確かに最大の弱点は埋め合わせられたが、Buffaloの弱点はパスラッシュだけではない。パスオフェンスも含めて他にも穴埋めしたい部分はたくさんある。ならば1人のスター選手を補強するより多数の中堅FAをかき集める方法で全体の底上げを図った方がいいとの考えもあるだろう。2001シーズンのNew Englandがまさにそうした補強をして、結果的に勝ち上がった。Mario1点勝負が正しいのかどうか、微妙なところである。
 
 なおLiar Gameは休載だったので感想はなし。
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