GWP Cin 0.49(17) - Hou 0.73(02) Det 0.60(08) - NO 0.71(03) Atl 0.60(10) - NYG 0.67(06) Pit 0.75(01) - Den 0.34(27)
DVOA Cin 0.5(17) - Hou 19.4(05) Det 11.6(11) - NO 23.3(03) Atl 15.5(08) - NYG 9.0(12) Pit 23.7(02) - Den -11.0(24)
SRS Cin 0.5(18) - Hou 4.5(09) Det 6.1(05) - NO 11.4(02) Atl 3.5(10) - NYG 1.6(12) Pit 5.3(07) - Den -5.3(25)
ANY/A diff Cin -0.16(18) - Hou 2.48(02) Det 1.72(06) - NO 1.80(05) Atl 0.97(10) - NYG 1.57(07) Pit 2.01(03) - Den -1.80(28)
GWPはAdvanced NFL Stats"http://www.advancednflstats.com/"の、DVOAはFootball Outsiders"http://footballoutsiders.com/"の、SRSはPro Football Reference"http://www.pro-football-reference.com/"の指標だ。最後のANY/A diffはオフェンスのANY/AからディフェンスのANY/Aを差し引いたもの。 誰が見ても文句なしのアップセットはPittsburgh at Denver。確かにDenverには地の利があり、Pittsはオフェンスにけが人が多かったが、それでも12勝4敗のチームが8勝8敗のチーム相手にそうそう遅れをとることはない、というのが一般的な予想だっただろう。各種指標でもPittsburghの方が圧倒的にいい数字を残している、というかDenverの数字が悪すぎる。 でもこの試合だけに限ればDenverのANY/A17.0に対しPittsは4.9と大差がついており、むしろ最終的な点差は意外にもつれた結果だったと言うべきかもしれない。それにしてもPittsの強力だった筈のディフェンスがどうしてここまで酷くなったのかと思ったが、Football Outsidersによれば「Pittsのパスディフェンスはセカンド及びサードダウンでは凡庸」"http://footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2012/week-18-dvoa-ratings"だったそうで、その分は差し引いて考えた方がいいのだろう。 いずれにせよ昨シーズンのAFC Championはここでシーズン終了。こういうことが起きるのが一発勝負のプレイオフの面白いところでもあるし恐ろしいところでもある。やはり4試合もあれば1試合くらいはアップセットが起きるな。 一方、判断が難しいのはAtlanta at NY Giantsだ。勝率で言えばAtlantaの方が上だがNYGはホーム。各種指標を見てもGWPやANY/A diffでは順当な結果となり、DVOAやSRSではアップセットになる。もともと評価の割れていた試合だが、それでも0.5試合分くらいのアップセットとはみなせるかもしれない。
続いてDivisional Roundだが、各種指標で見ると4試合中2試合(Denver at New EnglandとNY Giants at Green Bay)はホームチーム優位で一致、1試合(New Orleans at San Francisco)はアウェイ優位で一致しており、残る1試合はSRSがBaltimore優位、その他指標はHouston優位となっている。ただしSchaubの負傷を含めて計算したFootball OutsidersのPlayoff Oddsを見るとBaltimoreの方が勝率は高くなっており、この試合はどちらに転ぶか分からない感じ。後はGreen Bay、New Orleans、New Englandというオフェンス3強(ディフェンス3弱とも言える)が有利そうだ。 もちろん、実際にはこうした事前の予想が通用しない試合が期待値で見ると2試合はあるわけで、うち1試合で弱い方が勝ち上がっても不思議ではない。どの試合がそうした「丁半試合」になるかは、まさしく神のみぞ知る。
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2012/01/10 URL 編集
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