例のバーチャルアイドル"
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp"が北米トヨタとコラボしてCMに出た"
http://www.toyota.com/corollamiku/"。芸能人がCMに出ること自体は別に不思議でも何でもないんだが、それにしても北米で、しかもトヨタというあたりが実に意表をついている。ましてカローラなんて乗っている人間は初音ミクなんか知らんだろう、と思っていたんだが米国ではカローラは若い女性向けなんだとか。だとしたら分からないでもない。
このCM、Youtube上で公開されているもののテレビでは放送する予定はないようだ"
http://twitter.com/#!/Toyota/status/66596300459737088"。もしテレビで流れたら、ニュース番組などとは違って何度も繰り返し流れるため、この手のものに興味がない人の目にも幅広くとまることになる。そうなると日本より先に北米のお茶の間(リビング?)に初音ミクの存在が広まることになってしまうところだったが、さすがにそれはなかったようだ。「トヨタも完全に発狂した訳じゃなかったんだな」というtweetもあった。もっともCartoon Networkあたりなら流しても問題ないかもしれん。
ちなみに海外では「これをテレビで流すのはいくら何でも」という反応の他に「そのマーケティングは間違ってるぞトヨタ」という声をよく見かけたが、国内では公式サイトの絵を見て「アメコミ」「格闘ゲームキャラ」にたとえる向きが多かった。個人的には前に池上遼一風ミク"
http://twitpic.com/3h312d"を見たことがあったので全然違和感はなかったんだが、どうも萌え絵でないと我慢できんという人もいた模様(もちろんアメコミオッケーとの声もあった)。あとCM中で使われているCGの目が怖いという人もいた。虹彩の薄い目は日本人にとってはどこを見ているか良く分からないものに見えるが、碧眼をありがたがる西洋では違う感想になるのかもしれん。
なおYoutubeの再生数は早々に30万に達した模様"
http://www.youtube.com/watch?v=E15PE7iGT0U"。賛否はともかく、注目を集めるという点では成功だろう。問題は再生数のうち結構な部分が日本と、あとなぜか台湾に集まっており、北米トヨタにとっては意味のない再生であること。アメリカとカナダの再生も多いので全く無駄ではないけど。
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