NFL第7週。New Englandはまた勝った。と言っても相変わらずきわどい勝ち方であり、正直強いんだか弱いんだか分からないまま。いやまあFootball OutsidersのDVOA"
http://www.footballoutsiders.com/dvoa-ratings/2010/week-7-dvoa-ratings"で見る限りでは全体3位とかなり強そうに見えるんだが、DVOAの水準自体は26.2%と6位までの間にほとんど差はない。
オフェンスはとうとう全体1位から2位に落ちたが、2試合連続で冴えない展開だったので仕方ない。パスオフェンスが2位に落ちたのが理由(1位はIndianapolis)であり、ランオフェンスは3位とどんどんよくなっている。BradyもDYARで7位(490)、DVOAも7位(24.8%)と次第に成績が下がっており、Mossがいなくなった効果が現れているのか気になるところ。
ディフェンスは相変わらず27位のまま。こちらは試合結果だけ見るとシーズン当初よりはよくなっているように見えるのだが、順位的には全然上がらない。ただ、順位こそ27位だが29位(Denver)以下の猛烈に酷い数字に比べればそれほど悪くはない。Denverとの差は14.1ポイントあるのだが、これは10位のPhiladelphiaとNew Englandとの差(13.8ポイント)より大きいくらいだ。特にランディフェンスは20位ながら数字自体は-3.7%。やはり問題はパスディフェンス(18.9%の27位)である。でもRiversをあれだけ抑えたってことは少しは改善の兆しが出ている、のだったらいいな。
Quick Reads"
http://www.footballoutsiders.com/quick-reads/2010/week-7-quick-reads"ではそのRiversは10位。やっぱ、あまり抑えきれた訳じゃないんだな。Brady自身はDYAR35で16位とここしばらくの冴えない成績が続く。全体で30人だから平凡な成績と言わざるをえないだろう。この状態が今後も続くようなら、Mossのいなくなった影響が大きかったということになる。もっともMossの行った先は相変わらずダメなままで、Favreの今週の成績はDYAR-56(27位)。シーズントータルでもFavreのDYARは-285、DVOA-32.6%と酷い状態が続いている。怪我のせいかもしれんが、これはもうダメかもわからんね。
注目のKolbは今週DYAR61で11位。Bradyよりは上なんだが、注目選手というほどいい成績でもない。Football Outsidersによれば内容は数字よりも酷かったようだし、困ったもんだ。新人ではBradfordがDYAR23の18位、McCoyが-15の22位とまあ新人らしい成績。SmithはDYAR53の13位と頑張っていたが、怪我のためCarrに交代することに。もっともCarr自身は-42の25位だったので、San Franciscoファンとしては希望の見えない展開が続いている。で、今週の最下位はCutlerの-155。Denverにいた時に比べてどうしてここまで悪化してしまうのか、ある意味不思議だ。
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