祖国は危機にあり(La patrie en danger) 関連blog
メモ代わりに
2007
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02
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28
その他
Liar Gameがドラマ化されるらしい。この作者の漫画ではOne Outsが好きだったが、さすがにあれはドラマ化は難しそう。Liar Gameの方が映像化しやすいのは確かだろう。 雑誌の方では連載も再開されており、今回は「密輸ゲーム」をやるのだとか。しばらくは漫画雑誌を読む楽しみが増えることになる。そういや塀内夏子氏が久しぶりに描いている山岳漫画の方はそろそろ終わりそうだ。(3月1日追加) 密輸ゲームについて雑誌にルー...
ツーロン
2007
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02
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25
ナポレオニック
Bernard Irelandの"The Fall of Toulon"読了。とりあえず良かった点を上げるなら、ツーロン攻囲の際に共和国側の砲台と連合軍の戦艦による砲撃合戦が絶えず行われていた点を指摘していることか。ツーロン戦におけるフランス軍の砲台配置図などを見ると明らかに海に面したところに設置されている砲台(MontagneやSan-Culottesなど)もあり、これなどは最初から船に対する砲撃を目的に造られたと考えれば納得がいく。共...
週記
2007
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02
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24
NFL
日記ならぬ週記である。 今週もアメフト漫画の早売りネタバレと言いたいのだが、今週はハーフタイム中のシーンだけだったので特に言及することはナシ。 NFLに目を転じるとNew EnglandではまずChad JacksonがチャンピオンシップでACLを断裂していたらしい。このままだと1年目に続き2年目の成績低迷もほぼ確実で、早くも"Little Bethel"との呼び声が高まっている。2006シーズンでACL断裂から見事に復帰...
人事と書いて「ひとごと」と読む
2007
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02
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20
NFL
NFLの話だが、まずプロボウル後にHCを解任するという暴挙に出たSan Diegoの後任HCが決定した。Marty Schottenheimerの後を継ぐのはNorv Turnerである。殿、ご乱心召されたか。なぜよりによってノブタをプロデュース、もといHCに。 候補者としてインタビューした面子の大半はNFLのHC未経験だが、その中には一応Jim Mora Jr(Atlantaで26勝22敗)もいたはず。スーパーボウルで評価が下がったとはいえそれなりに能力...
政治屋将軍
2007
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02
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18
ナポレオニック
Chuquetの本についてさらに書いておく。今回はフランス側の指揮官や派遣議員について。サン=ジュストとル=バについては以前のエントリーである程度触れたので、それ以外の連中について紹介しておこう。 1793年のライン軍とモーゼル軍の指揮官はめまぐるしく変わった。詳細はこちら"http://fr.wikipedia.org/wiki/Arm%C3%A9e_du_Rhin"とこちら"http://fr.wikipedia.org/wiki/Arm%C3%A9e_de_la_Moselle"...
週記
2007
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02
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17
その他
日記ならぬ週記である。 アメフト漫画の早売りネタバレの前にNFLのあるデータを。まず2006シーズンの全チーム平均YPC(yards per carry)は4.16ヤードとなった。この数値は1940年代後半からほぼ4ヤード前後で安定して推移しており、2000年代に入ってからは4.01―4.22という狭い範囲にとどまっている。今シーズンも例年と同じ結果になったと見ていいだろう。 もう一つ見ておきたいのがYPA(yards per pass attempt)。こちら...
逆立ちっ
2007
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02
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15
その他
新聞の科学面にナメクジウオの話が載っていた。驚いたのは、脊椎動物の先祖から分岐した順番を見るとナメクジウオ(頭索動物)の方が先で、その後になってホヤ(尾索動物)が分岐したという話。以前はホヤの方が先に枝分かれし、その後でナメクジウオが分かれたと見られていたのだが、最新の研究では逆になっているのだという。おそらくこちら"http://www2.tba.t-com.ne.jp/nakada/takashi/scripts/evol.html#060302"...
ヴァンデの共和国軍人 その17
2007
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02
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13
ナポレオニック
17)ルイ=アンリ=フランソワ、マルセ伯爵 1731年、アンドル=エ=ロワール県のシノンに生まれる。44年に中尉に任官。46年に大尉、59年少佐、66年中佐、68年には大佐になる。ブールセ中将の下でドーフィネ地方の国境偵察任務などにあたり、80年歩兵准将、88年にmarechal de camp(少将)となる。 革命後の1789年8月には生まれ故郷であるシノンの国民衛兵隊指揮官に就任。革命戦争が始まった92年2月に...
プロボウル
2007
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02
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12
NFL
NFLのプロボウル。まずは最大の見所といえるBelichickのアロハだが、あまりいい写真がない。とりあえず公式サイトにあったこちらの映像"http://cachemediasrv.patriots.com/ImgDyn.cfm?s=patriots_bb_pb07_32068034.jpg&c=1&w=525&cs=1"を。ううむ、こりゃ一見の価値ありだ。 試合の方だが、相変わらずスタッツ分析をやってみることにする。プロボウルでやっても意味ないだろうという気もするが、お約束ということ...
味方か敵か
2007
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02
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11
ナポレオニック
「我らの永遠の敵」。Chuquetはプロイセンの政治家の言葉を紹介している("Hoche and the Battle for Alsace" p1)。彼が「敵」呼ばわりしたのは、この時戦争をしていた相手、つまりフランス、ではない。同盟国たるオーストリアだ。 1793年のアルザス戦役を描いたChuquetの本を読んでよく分かるのは、対仏同盟で歩調を合わせていた筈のプロイセンとオーストリアが相互に示した極めて非協力的な態度だ。戦役の大半...
週記
2007
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02
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10
その他
日記ならぬ週記である。 別に早売りではない今週のアメフト漫画のネタバレ。まずハーフタイムでのアジャストに関する話が出てきたが、普通は一人のディフェンス選手だけに注目して相手を分析することはなかろう。むしろオフェンスはディフェンスの弱点を突くように行動するのが一般的。ディフェンスのエースを分析することも必要だが、楽に勝つためにはディフェンスの穴を探す手だってある。MLB一人で全部を守ることなどでき...
ハントシュースハイム
2007
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02
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09
ナポレオニック
たまたまネット上でフランス革命期を舞台としたオリジナル小説を発見。その中に戦闘シーンもあったのだが、よりによって選ばれたのが1795年のドイツでの戦役だった。なぜこのようなマイナーな戦場を。 まあ小説とはフィクション、つまり嘘八百なのでフランス革命戦争をどの様に描こうと別に問題ないのだが、この1795年の戦役については一つ疑問が思い浮かんだのでここに記しておく。それはピシュグリュに対する批判だ。...
数は力なり
2007
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02
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07
ナポレオニック
Arthur Chuquetの"The Wars of the Revolution"英訳本の最新刊が出た。第8巻の"Wissembourg"と第9巻の"Hoche and the Battle for Alsace"だ。1793年から94年初頭にかけてのアルザスにおける戦役を描いたという、実にマニアックな2冊。それでいて中身は相変わらず面白い。どうやらChuquetはこのシリーズを第11巻までしか書いていないようで、あと2冊で終わってしまうのが実に残念だ。 ...
ヴァンデの共和国軍人 その16
2007
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02
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06
ナポレオニック
16)マーク=アントワーヌ・マルレ、ヴェルトュイユ=ド=マルレ男爵 1718年、ジロンド県のサン=ルーベに生まれる。43年に中尉に任官、同年から48年まで(オーストリア継承戦争?)フランドルの戦役に参加する。46年大尉。七年戦争中、56年から62年までドイツの戦役に参加。60年中佐、70年にはmarechal de camp(少将)となり、84年に中将まで昇進。 革命後の1790年2月12日、ラ=ロシェルの第12軍...
雨 その2
2007
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02
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05
NFL
slippyでsloppyな試合になった第41回superbowl。何はともあれDungy初の黒人監督チャンプおめでとう。レギュラーシーズンのダメ過ぎるランディフェンスは壮大なネタだったのではなどと言われているが、勝てば官軍である。歴史に名を残すのは勝者。どれほど強いチームでも勝てなければいずれ忘れ去られる。その意味ではとにかく勝ったことが重要なのだ。改めてcongratulations! ついでにManningも。 それにしても雨のsuperbowl...
雨
2007
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02
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04
ナポレオニック
ナポレオン漫画の最新号。ようやくデゴの戦いが終了した。今回は久しぶりにヴィクトールが登場したのが目新しい点か。後はランヌとマセナがいつも通りの行動をしているくらい。"ブカソビッチ"も顔出ししたが、彼については肖像画を見たことがないので漫画の描写がどのくらい妥当なのかは不明。まあ別に似ていなくても何の問題もないのだが、それにしてもこの時期のオーストリア軍は士官もキャスケットをかぶっていたの...
週記
2007
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02
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03
NFL
日記ならぬ週記である。 アメフト漫画ネタバレの前に最近のNFL関連のニュースをいくつか。まずFavreが来シーズンもまた戻って来るらしい。何とかしてMarinoの通算TDパス記録を塗り替えたいのだろうが(Marinoは420回、Favreは414回)その前にBlandaの持つ被インターセプト数の通算記録を抜いてしまうかもしれない(Blandaは277回、Favreは273回)。まあどちらにしても記録を残せない大多数のQBよりはマシかもしれないが...
臣不知罪。乞垂審察。
2007
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02
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02
その他
歴史関係ではナポレオニックの話ばかり書いているが、他にも興味を持つ時代はある。その一つが古代日本。今日NHKでやっていた蘇我入鹿に関する話などについても関心があるし、番組で話題の中心になっていた甘橿丘にも行ったことがある。 番組で指摘している「645年の乙巳の変の時点では大化の改新は行われなかった」という話自体は昔からよく言われていることであり、さして珍しい指摘ではない。面白いのはより細かい部分だ...
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desaixjp
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「終わりと始まり ―火薬革命の900年―」
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